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満月を終えた翌朝、Aがトンクスと共に食堂へ降りると珍しくダンブルドアがそこに居た。
「おぉ、A、体調はどうだね」
「おはようございます。トンクスがずっと側に居てくれたから、大丈夫です」
Aがそう告げると、トンクスが照れ臭そうに頬をピンク色に染めた。
ダンブルドアは微笑みを見せると、すぐに真剣な表情へと変わった。
「立ち話で申し訳ないがトンクス__君は昨夜会議に出られんかったから知らんであろうが、ハリーが�犁杠乙喚疇鸞里暴韻錣譴襪箸い�事件が起こった」
「そんな！ハリーの護衛は昨日はマンダンガス・フレッチャーがしていたはずでしょう！」
「左様。しかし、誠に遺憾なことではあるが__マンダンガスは、約束を破り、持ち場を離れた__盗品の大鍋を手に入れるだけの為にハリーを危険に晒したのじゃ」
常に温厚な姿しか見たことがないダンブルドアが珍しく、怒っている__
「あの、�犁杠乙喚瓩亘睨‐覆隆紐蹐糧Δ任靴腓Α�それなのになぜマグルの街に住むハリーの元へ？」
「__いかにも、A。しかし経緯は解らんのだ。確かな証拠がない。だが今や魔法省はわしだけではなく、ハリーをも目の敵にしておる」
Aの問いに答えるダンブルドア。
魔法省はなぜそこまでして�爛凜�ルデモートの復活�瓩鮨�じないのか不思議だった。その上魔法省は自衛の為に魔法を使ったハリーに処分の手紙を送った。
これは以前ハリーが�爛泪哀襪里�ばさんを風船の様にして飛ばして、親戚の家を飛び出した時�瓩箸榔静イ虜垢世辰�__Aの記憶が正しければ、あの時ハリーは何も咎められなかったし、大臣直々になんとも手厚い待遇を受けていた筈だった。
「幸いなことに__ハリーは一時的に退学や杖の取上げを免れておる。魔法省との話し合いの結果、退学処分の是非については後日、魔法省で行なわれる懲戒尋問によって決定されることとなる。満月後のリーマスの体調が整い次第、トンクスにはハリーを迎える護衛隊に加わって頂きたい」
「もちろんです！」
ダンブルドアの願いに意気揚々と返事したトンクスにウィンクすると、彼は本部を去っていった。
選ばれた護衛隊がハリーを迎えに行ったのはそれから数日後であった。
Aには、自分だけが情報が何もないマグルの世界に縛り付けられ、挙句の果てに�犁杠乙喚瓩冒世錣譟∨睨‐覆砲禄菠�を言い渡されたハリーが穏やかや気持ちでいれる筈がないだろうと薄々勘付いていたが、それらやはり的中した。
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ひまわり。(プロフ) - 犬トロさん» ありがとうございます！細かい所まで注目してくださっているなんて、お恥ずかしいですが、コメントとっても嬉しいです！ (2021年7月27日 12時) (
レス) id: f1dbed5e4f (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり。(プロフ) - りあさん» 初めまして(^.^)嬉しいお言葉ありがとうございます！本からファンになったりあさんに共感いただけるなんて、嬉しい限りです！りあさんも、お気を付けてお過ごし下さいませ！ (2021年7月27日 12時) (レス) id: f1dbed5e4f (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - 初めまして！いつも楽しませてもらっています。私も本から入ったので、そうなんだよ！ドラコは寄り添いたい部分もあるけど決定的に合わない部分もあるんだよなと頷きながら読んでいます。リーマス楽しみにしています！このご時世なのでお身体に気をつけてください。 (2021年7月27日 0時) (レス) id: 08eec6c965 (このIDを非表示/違反報告)
犬トロ(プロフ) - このシリーズは構成や考察が素晴らしく緻密でいつも更新を心待ちにしています。家族や恋人など様々な関係性と主人公の心理描写に目が離せません、更新頑張ってください。とてもとても応援しています。 (2021年7月27日 0時) (レス) id: 0a2feb760f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまわり。 | 作成日時：2021年7月26日 21時
