一時休戦 ページ39
昨夜の夕食時は、とても賑やかなものであった。
『幼馴染だったなんて、気が付かなかったなぁ＿＿だって去年握手した時よそよそしかったろ？』
『幼馴染ていっても、小さい頃の知り合いってだけで、また会話するようになったのは5年生の監督生になったのがきっかけなの』
『ルーピンと付き合うことになったのだから、なんでも良いじゃない！ぁあ、A、貴方今、恋する女の子って感じの顔よ！』
『もう！アリアナ！からかわないで！』
リーマスの秘密と、その為にAが薬を調合していること、それがきっかけでリーマスと親密な関係になったということを省きながらだが説明をすると、彼らはAとリーマスの関係性の発展に多いに喜んでくれた。
翌朝、朝食と出掛ける準備を終えたAはリーマスとの約束通り大広間の扉前で彼を待った。
「楽しんできてね！」
昨夜、Aからあれよこれよと聞いてきたアリアナとビルは未だにニヤニヤ顔を隠すことなく笑顔を振りまいてきた。
「その笑い方辞めてよ、、！」
2人の表情にAも恥ずかしい気持ちになり注意すると、2人は手を取り合いながらニコニコと去っていった。
彼らとは一年生の時から行動を共にしてきた。
2人が付き合い始めた後、あまり恋の話などにならないAに少し気を遣ってくれていることにもAは気が付いていた。(一時期付き合っていた男の子は居たが、早々に別れてしまったし、この時も心配を掛けていたようにも思う)
自分のことの様に嬉しそうにしてくれる友人達を見送っていると、大広間から賑やかな集団が出てきた。
「やあ！A！」
嬉しそうに彼女の名前を呼んだのはグリフィンドールのカラーネクタイをした＿＿ジェームズ・ポッターだ。彼の後ろにシリウス・ブラック、ピーター・ペティグリュー、待ち人のリーマスが居た。
セブルス・スネイプの一件以来話をしなかった彼がなんとも軽やかな挨拶をしてきたものだから、Aの眉がぴくりと上に釣り上がった。
「おはよう、ポッター」
「ポッターだなんて！ジェームズでいいよ。昨日リーマスから君のことを色々と聞いてね。彼の�爐佞錣佞錣靴震簑雖瓩魘ν�してる者同士うまくやっていこうじゃないか」
チラリ、とリーマスの方に目をやると彼は困ったように肩をすくめた。
「そう。おはようリーマス。ジェームズにシリウス、ピーターも」
Aがそう告げると、リーマス以外の3人は満足そうに微笑んだ。
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ひまわり。(プロフ) - レティシアさん» ありがとうございます😌子世代編へと続いていくのでお時間あれば目を通していただけると嬉しいです(^^) (2022年1月27日 20時) (
レス) id: 0e882bf437 (このIDを非表示/違反報告)
レティシア - ……この作品、最高。これこそ私の探していた小説ｯ (2022年1月27日 19時) (レス) @page49 id: 04b1c05e16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまわり。 | 作成日時：2021年4月14日 20時
