クィディッチの得点王 ページ31
今年の監督生専用のコンパートメントで同席したのはハッフルパフ生の2人だった。
ハッフルパフ生と役割分担の話を終えて、見回りに行こうとした時に奥の方に鳶色と真っ赤な髪の毛の男女が見えたので彼らは別のコンパートメントだったことがわかった。
そこからスリザリンの監督生も出てきたので、彼ら4人が同じコンパートメントだったのだろう。
昨年の様にA達と同席でなかった為、今回はリーマスと共に見回りをすることになったリリーが『いい？ポッターのコンパートメントに入り浸るのは絶対に無しよ！』と強くリーマスに伝えているのが、離れていたAとビルにもしっかりと聞こえた。
�爛櫂奪拭辞瓩噺世μ樵阿鯤垢い道廚そ个靴燭�の様に、ビルは歩きながら再び先程の会話を続けた。
ジェームズ・ポッターは汽車に乗り込むと、早々にビルに『今年の得点王はこの僕だ！』『レイブンクローの勝利は去年限りと思っておくんだね』と声高らかに宣言してきたそうだ。
「とにかく、ポッターが何と言おうとも、今年もクィディッチの得点王はAであるのは変わりない。そうだろ？」
去年、レイブンクローのクィディッチチームを優勝に導いたAは陰ながら�狷静晴Ν瓩箸眈里┐蕕譴討い拭�(正式にその様な賞はないにも関わらず、だ)
「今年もキャプテンのご期待に添える様に頑張らせていただきます」
列車の見回りは特に大きな問題なかった。
途中、新入生が蛙チョコレートを大量に逃してしまう、という失敗を含めなければ、の話だが。
これに関しては今年の主席の7年生の生徒が杖を一振りして解決してくれたのでA達の出る幕はなかった。
見回りを終えると監督生達はそれぞれ自分の好きなコンパートメントに向かっていいのだが、Aはそのままビルと別れて監督生用のコンパートメントに残ってローブに着替えたり、読書をしたりして過ごした。
ビルはアリアナの元へと向かうらしく、Aのことも誘ってくれたが、彼女とは寮室でこれから毎日顔を合わせるのだし、恋人同士の邪魔になってはいけないと思いその誘いをやんわりと断った。
もう時期終点に着くだろうかと言うところで、ようやく車内販売の魔女がワゴンを引き連れてきたのでAは軽食にとアイスティーとかぼちゃケーキを頼んだ。
席に着いて購入したものを口にしながら、Aは1人静かに車窓から見える景色を眺め続けた。
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ひまわり。(プロフ) - レティシアさん» ありがとうございます😌子世代編へと続いていくのでお時間あれば目を通していただけると嬉しいです(^^) (2022年1月27日 20時) (
レス) id: 0e882bf437 (このIDを非表示/違反報告)
レティシア - ……この作品、最高。これこそ私の探していた小説ｯ (2022年1月27日 19時) (レス) @page49 id: 04b1c05e16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまわり。 | 作成日時：2021年4月14日 20時
