幼き記憶 ページ20
Aとリーマスは、父親同士が学友だったことから産まれて間もない頃から幼馴染として時折り交流をしては過ごしていた。
マグルであったリーマスの母親は、すぐにAの母親とも打ち解け、まるで古くからの友人だったかの様に悩み事があっては相談し合い、支え合ってきていた。
「ね、7月の満月はすごく綺麗らしいのよ。いつも会うのは昼間でしょう？たまには、パパ達も誘って、夜に会うのもいい刺激だと思わない？」
「ふふ、夜更かしさせるんじゃないって、ライアルに怒られないかしら」
Aの母親の提案に、リーマスの母親は少し肩を竦めながら考える素振りを見せた。
父親達が仕事で留守の間も、Aとリーマスは母親達に連れられて遊びに出掛けることは頻繁であったが、夜に家族共々会わないか、という提案は子ども達にとっても、魅力的な提案であった。
「ママ！とっても素敵！わたし、夜にもリーマスと遊んだり、一緒に天体観測をしたいわ！」
「ね、パパにお願いしてみようよ」
母親達はワイワイと喜ぶ子ども達に笑みを見せて頷いた。
「＿＿そのまま、ナイトキャンプなんてどう？」
「いいわね！決まり！＿＿�爛縫曠鶚瓩離泪哀襪�開発した�爛謄皀漸峅亅瓩箸いΣ峅个�綺麗らしいから、親戚にお願いして取り寄せてみようかしら」
どんどんと決まる内容に、Aとリーマスは期待で胸が膨らんだ。
その後、父親達の承諾もあり、ナイトキャンプは本当に開催されることとなった。
遊んだ帰りには必ず、Aとリーマスは近々行われるナイトキャンプの話をしてはその日を心待ちにしていたし、それは大人達も同じだった。
「じゃあ、リーマス！来月の満月は、わたしの家族とリーマスの家族で夜のピクニックしようね！」
「うん！楽しみ！約束だね」
いよいよ、次に会って遊べるのは来月の満月の日となった。互いの父親の仕事が立て込んでいる為、その約束の日は少し先ではあったが、2人はニコニコと微笑み合いながら笑顔で別れの挨拶を交わした。
しかし、その時の約束は果たされることがなかった。
「可笑しいわ、ホープと電話が繋がらないのよ」
「ライアルもだ。彼と同じ職場の同僚に聞いても知らないの一点張りさ」
ルーピン家と突如絶たれた連絡に、グレイディ家は混乱し、彼らの安否確認を、と思ったが全く分からなかった。
「リーマス」
なぜなのか、理解出来ないAは、突然会えなくなった大切な人を想い、涙を流すのであった。
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ひまわり。(プロフ) - レティシアさん» ありがとうございます😌子世代編へと続いていくのでお時間あれば目を通していただけると嬉しいです(^^) (2022年1月27日 20時) (
レス) id: 0e882bf437 (このIDを非表示/違反報告)
レティシア - ……この作品、最高。これこそ私の探していた小説ｯ (2022年1月27日 19時) (レス) @page49 id: 04b1c05e16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまわり。 | 作成日時：2021年4月14日 20時
