好きになったらダメですか？２【忍たま】

十四話 ページ14

は組と話していたら気付くと夕食の時間になっていた。

「お腹すいたよぉ〜…」

しんベエの腹時計は確かなはず。笑


「よし、じゃあ…忍術学園までランニングだ！」

土井先生のまさかの言葉にみんなが顔をひきつらせる。

「「「えぇー！！？」」」


だって、ここから忍術学園までだいぶ距離あるんだから！

小平太じゃないとキツイでしょ…



なんて思ってる間に先生は走り出していて

慌ててみんなも走り出した。






忍術学園についた頃にはみんなヘトヘト。


「本日の授業はここまで！」

「ぁりがとうございましたぁ…」


号令が終わった瞬間、倒れていたしんベエがスクッと立ち上がり食堂へ走り出す。

…まだ体力あるんかいっ！！


「しんベエ〜待ってよぉ〜！！」

乱太郎ときり丸もしんベエを追いかけて行く。



私も一緒に行こっ



「私Aランチ〜」

「じゃー俺Bランチ〜！」

「じゃあ、僕両方！！」


廊下を走るなという張り紙の前を走って通り過ぎて

勢いよく食堂へ走る3人の後に続いてはいる。


「あら…Aちゃんじゃない！！」

懐かしい声がしたほうを見る。

食堂のおばちゃんと目が合うと嬉しそうに笑ってくれた。

「お久しぶりです！Aランチひとつ！」


「はいよ。あ、そうだ。卒業したみんなからね、Aちゃんにって手紙を預かってたのよ。」

ポンっと渡された大量の手紙。


「わわ、ありがとうございます！」

手紙をそっと握りしめ、席についた。


手紙を読もうかと思ったけど…

目の前にこんな美味しそうな料理があって食べないわけにはいかない。


手紙は後だ！！

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