誰もいない廊下で、蝙蝠と。１ ** ページ6
｢やめっ…ひっ.........ﾝｯ…ぅっ…｣
｢…あれはなんだね？Ms.ロウェリス｣
｢あっ、あれはなんでもｯ.........ないんですっ、ひっ…ﾝｯ｣
遡ること1時間前＿＿＿＿
｢｢やぁA！元気にしてたかい！？｣｣
｢あらこんにちは、Mr.ウィーズリーにMr.ウィーズリー｣
｢｢いい加減その呼び方止めておくれよ｣｣
｢フレッドと｣
｢ジョージで｣
｢｢いいんだぜ？！｣｣
｢…わかったわ、フレッド、ジョージ。それでどうしたの？｣
｢｢君のためにカップケーキを作ったんだ！食べてくれるよね？｣｣
廊下を歩いていたAにマシンガントークをするのは、見分けもつかない程似ているフレッドとジョージの二人。
スリザリンとグリフィンドールという壁は特に無く、誰とでもすぐに打ち解けられるAは多くの友達がいる。
｢本当？ありがとう、私嬉しいわ！早速頂くわね｣
カップケーキに可愛く飾られているふわふわの生クリーム。その上にキラキラと輝く粉が振りかけられている。
人を疑う事を知らないAは2人の前でパクッとかぶりついた。
2人がニヤリとしたのを気付かずに。
しばらく2人と談笑していたAの息が段々と上がり、首筋にも汗が垂れていく。火照った頬は健康的でありながらも官能的な雰囲気を醸し出す。
｢んっ…ジョージ、フレッド…助けて、身体が熱いのｯ…｣
｢あぁAｯ、それは大変だ！｣
｢僕達に任せて、すぐに楽にしてあげる。｣
｢｢さぁ着いておいで。｣｣
まんまと2人の悪戯に引っかかったAは、助けるという名の口実にも気付かずに2人について行こうとする。
そこに黒の蝙蝠が現れた。
｢甘くて悪い匂いがしたから来たと思えば…またMr.ウィーズリー、お前らか。…そのMs.ロウェリスはどうしたのだ？粗方惚れ薬に妙薬でも混ぜたのだろうがな…｣
｢げっ、スネイプ!!!!!!!!!｣
｢｢逃げるぞ相棒!!!!!!!!!｣｣
｢…グリフィンドール40点減点｣
そんな言葉を聞く前に逃げた2人は、助けを求めるAを置き去りにした。
｢んっ…スネイプ、きょぅ、じゅ…？｣
｢…Ms.ロウェリス、今楽にしてやる。吾輩に着いてこい。｣
｢はやく、助けてｯ…！｣
誰もいない廊下で、蝙蝠と。２ ***→←談話室で、蝙蝠と。３ **
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 533人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Lia - ハリポタ本に夢中になり気付いたらここにポートキーしてました最高でした！！！(鼻血)セブルスとの激甘がまた復活しないかと期待しながら… (2022年6月28日 18時) (
レス) @page50 id: 97983dab91 (このIDを非表示/違反報告)
岡Ｐ(プロフ) - お話しとても面白かったです。更新楽しみにしています。 (2022年5月23日 1時) (レス) id: eaa010ae17 (このIDを非表示/違反報告)
柳澤 - くるみさん» お待たせ致しました、是非ご覧下さい！！喜んでいただけて嬉しいです！ (2018年4月7日 22時) (レス) id: a9498d7dcc (このIDを非表示/違反報告)
柳澤 - 鈴巴さん» 続編出させていただきました！コメント下さりましたよね？ありがとうございます！ (2018年4月7日 22時) (レス) id: a9498d7dcc (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - うわぁー！続編！！！！！！！！ (2018年4月7日 20時) (レス) id: ac1dcaeefa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：柳澤 | 作成日時：2018年3月26日 15時
