推し76。 ページ28
.
こいつ、！！！！
先輩に"こいつ"なんて失礼だけど今はそんなこと考えてる暇もない。
侑くんたちにまで手を出されるわけにはいかない。
『そ、』
｢それは困るなぁ。｣
"そんなことはさせない。"
そう言おうとして誰かに言葉を遮られた。
声のした方を見るとそこには毛先が黒い白髪の男の人。
あれ、この人たしか
｢き、北くん、、！！？？｣
そう。北さん。バレー部の主将さんだ。
｢あまり出しゃばらない方がええと思ってたんやけど、さすがに大事な後輩に手を出されるんは困るからなぁ。
やめてくれん？｣
おおお、なんか圧が、すごい。
先輩方なんかよりも何倍も。
｢それと、その大事な後輩の大事な友達にも手を出される訳にもいかん。後輩たちが悲しんでまうし、あと、暴力もあかんで。
先輩が後輩痛めつけるのもみっともない。
分かったらもうやめえや。｣
｢ご、ごめんなさい、、！！｣
そう言って先輩方は走って行く。
『待ってください！！！』
私は先輩方を呼び止める。
『ここまで言われたらもうしないと思いますけど、侑くんたちには絶対に手を出さないでください。
私にならいくらだって手を出していただいて構いません。嫌がらせだって受け付けます。
ですが、だからといって侑くんたちから離れるつもりもありません。
それと、今後もし侑くんたちに手を出したら、今度は黙っていません。
覚悟しといてくださいね。』
と、先輩方を睨みつける。
『あ、それと、簡単に侑くんたちに手を出すって言えてしまう先輩は侑くんたちを応援する資格はないと思います。
そんなファンはいらないと侑くんたちは思うと思います。
先輩方、ファン失格ですよ。』
今度は満面の笑みで言った。
先輩方は走って校内へ戻って行った。
.
.
私。よくやった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 212人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「稲荷崎」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なまこ。(プロフ) - ピさん» そのように言っていただけて嬉しいです！ありがとうございます！！ (2020年11月22日 22時) (
レス) id: 5f15e24d76 (このIDを非表示/違反報告)
ピ(プロフ) - 終始にやけてたし心臓ｷﾞｭﾝｷﾞｭﾝだった、、、 (2020年11月21日 7時) (レス) id: 750573379c (このIDを非表示/違反報告)
なまこ。(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます！！完結になります、！！最後までどうぞよろしくお願いします！！！ (2020年8月19日 6時) (レス) id: 5f15e24d76 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 今回もほんっとに面白かったです!!!!忙しいかもしれないけど頑張って下さい!!!! (2020年8月15日 22時) (レス) id: c50f9639f2 (このIDを非表示/違反報告)
なまこ。(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます！励みになります！ (2020年5月17日 8時) (レス) id: c7c4be0219 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はむ。 | 作成日時：2020年5月8日 14時
