君からの愛【佐久早聖臣】

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貴方 side


あのあとどうやって戻ったか覚えとらん

気づいたらお風呂に入って布団の中に入っとった



臣くんに軽蔑された
あの臣くんに汚いって言われた


どう足掻こうと私が全部悪いんや



『なんやこれ、、失恋みたいや、』



脱水症状なるんやないかってぐらい泣き続けた
泣いても泣いても涙は止まらんかった


ﾋﾟｺﾝｯ

臣くん話がある。今から会えるか


ちゃんと話さなあかんな
そして謝らんといけん

A私も話したいことがある。私の部屋これる?

臣くんわかった。今から行く。





数分後 臣くんが来た



『あの、今日はごめんなさい、』


佐「別にいい。」


『したくてしたわけやない、
それだけは勘違いせんで欲しい、、です、』


佐「もういいよ。正直今のAは汚い」


『…。ごめんなさい、涙』


佐「別れよ」


え？今なんて、、？
別れよ、、？


『いやや、私、こんな臣くんのこと好きなんに、』


佐「何回も言うけど汚いんだよ
彼氏の前で他のやつとキスするとか
ほんと無理なんだよ


別れよ


話はそれだけ

じゃあな。古森」



そう言って臣く、佐久早くんは戻っていった





私は人生で２回目の失恋をした





prrrrrrr


こんな時に誰や？



古〈もしもし、A？
佐久早の機嫌が悪いんだけど、
まだ仲直りしてないの？〉


《振られたんや。私ばかやろ？
全部私が悪いんや、、、》


従兄弟でいつも相談に乗ってくれた元也くんには全部話した

言葉もうまく発せないほどの私の声をひとつももらさず全部聞いてくれた


古〈Aは悪くないよ、泣かないで〉


《ありがとう、なんか疲れたわ、私もう寝るね》


古〈うん。おやすみ。〉




今は寝て頑張るしかない







合宿3日目


監「今日は1日各自自主練！
怪我には気をつけること！」



自主練でよかった
試合形式やったら絶対佐久早くんと顔合わせないけんかった


北「A。ちょっとええか？」


『はい』


北「俺らの練習の手伝いをして欲しいんや
球出しとスコア頼めるか？」


『任せとってください！』





治「A球出ししてくれるんか？
助かるわ」


角「Aがスコア書いてくれるとかめっちゃいいじゃん。記念に写真撮っとこ」


尾「Aありがとうな！」


侑「…。」


侑に変な気い使わせてしまっとるな


『侑、練習終わったら後で話そうや』

侑「おう、」






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