今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:37,795 hit
小｜中｜大
STORY41 ページ12
☀潤目線☀
サトシVS大野さん。
きっと、互角の勝負となりそうだ。
「さっさと出て行ってもらいたい。
フォルテッシモッ！！」
「バブル・ブラストッ！！」
二つの技がぶつかり合って、
霧が広がる。
晴れた途端、サトシは大野さんの背後
に居て、耳元で指を鳴らした。
「ゔっ！？」
「大ちゃんっ！！」
相葉さんが叫ぶ。
「・・・俺の名を・・・呼ばないで。」
音が共鳴するようだ。
相葉さんは困惑して表情だ。
あいにく、俺はペンダントを破壊
された身。
サトシに託されたと言っても過言では
無い。修復するのはサトシ次第。
うずくまる大野さん。
片耳だけでも、ここまでだとは！
音の能力、恐るべし。
「大野さん。苦しめ。そして、二度と
ショウ様に近づかない事を誓え。」
サトシは大野さんの額に青紫色の
拳銃を突きつけ、言った。
「そんなの・・・出来ないっ！」
「貴方の命は俺が持っているのも
同然です。死にたいのですか？
我々の言うことは簡単ですけど？
もう一度、お聞きしますよ。
ショウ様に近づかない事を誓え。」
「い、嫌だっ！！」
「貴方の返事には呆れました。
失望し、ショックですよ。」
サトシはニヤリと笑って、引き金を
引いた。
大きな銃声の音が鳴り響いた。
「大ちゃんっ！！」
「「大野さんっ！！」」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 80人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：山風無限
| 作成日時：2016年1月9日 9時
