百六十一個 ページ22
あれから時間が経ち、すっかり空が暗くなる
すると突然体育館の扉が開いた
幽霊 !?悪霊 !?と思ったが影山だったため一安心
"生還影山 !どうだったよ !?"と翔陽は帰って来た影山に駆け寄った
すると影山は少し黙ってから口を開いた
「……俺は一生及川さんに勝てないのかもしれない」
影山の口からそんなことを聞いた翔陽は影山に問う
「何言ってんだフザケんな !!何見たんだ !」
翔陽の怒鳴り声に練習をしていた人達が頭にハテナを浮かべてコチラ側を見る
それを気にせず影山は応える
「……青城は多分OBの居る大学と練習試合やってた 。俺が行った時は区切りついてて休憩中にメンバーを変えた"違う試合"が始まった」
「大学生の中に及川さんがセッターとして一人で入ってた 。初めて会った人も多いみたいだった 。
でも、ほんの数プレーで及川さんは完全にチームに溶け込んだ 。スパイカーが活き活きしているのが俺にも分かった」
「誰からもどんな奴からも"100%"を引き出すなんてたとえ時間をかけたってできるとは限らない 。でも及川さんは例えあの人を嫌ってる奴とかすげぇクセのある奴選手てわさえ、きっと自在に使いこなす」
それを聞いた翔陽は影山に再び問う
「____そのスゲー大王様に改めてビビっちゃったのかよ影山クンは」
そう聞かれて影山は少しの間黙っていたが、口を開いた
「……____あぁ、スゲービビった 。」
「その及川さんの3年間 。全部詰め込んでんのが今の青城で春高はそれと戦える唯一のチャンスだ 。チームとして絶対勝つ」
"ビビった"と言ったわりにはいい顔で言った
するとそれを聞いてニヤニヤしていた翔陽がいきなり叫び始めた
「うおおおお !!打倒大王様ーっ !!」
そう言う翔陽に影山が
「俺のセリフばバカヤロー !!」
と怒鳴ってツッコム
『おぉ……影山のボキャブラリーが"ボゲエ"以外に増えた…… !!進化したね影山 !』
「バカにしてんのかアイカボゲエ !」
あ、気のせいだった
- 金 運: ★☆☆☆☆
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光希(プロフ) - セリフキンさん» そうなのか(^ω^) (2017年3月19日 11時) (レス) id: 4dd1febab4 (このIDを非表示/違反報告)
セリフキン(プロフ) - 光希さん» 冴子さんと夢主を絡ませたかっただけである(^ω^) (2017年3月19日 11時) (レス) id: d84a02786e (このIDを非表示/違反報告)
光希(プロフ) - 冴子姉さぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! (2017年3月19日 11時) (レス) id: 4dd1febab4 (このIDを非表示/違反報告)
セリフキン(プロフ) - まぐろ猫@恢猫さん» うーん……今は考えてないかなー…と思います (2017年3月8日 20時) (レス) id: d84a02786e (このIDを非表示/違反報告)
まぐろ猫@恢猫 - うっはー!ナンパキター(°∀°)→ついに!あ、そうだ!今更ですが、番外編とかありますかね? (2017年3月8日 19時) (レス) id: 511a215ca2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セリフキン | 作成日時:2017年3月4日 12時