【ハイキュー】お前ら、普通系女子もナンパはされるんだぞ

百六十個 ページ21

烏野高校

　
夏休み終了から数日

　

あ、ちゃんと宿題は終わってますよ ？こう見えて早めに終わらせるタイプなので

　

　

キラッと心の中で決め顔をしながらドリンクのボトルを振る

　

ある程度全部振り終えたので、皆の居る体育館へと運ぶ

　

体育館に行くと何故か翔陽が頭を押さえて転がっている

　

『どうしたの翔陽……』

　

「つ、月島に下痢ツボ押され、た……」



『チョット、大丈夫 ？冷やす ？』

　

私がそう言うが翔陽は"大丈夫大丈夫 ！"と言って練習に戻る

　

うむ、元気で何より

　

　
ボトルを置いて辺りを見渡すと月島と影山が居ない事に気がついた

　

『澤村さん澤村さん』

　

近くに居た澤村さんの肩をトントンと叩く

　

「 ？なんだ ？」

　

『月島と影山が居ません』

　

そう言うと澤村さんは"あぁ……"と言って言葉を繋げる

　

「影山は青城の偵察しに行ったぞ 。月島は用事があるらしい」

　

『おぉ……偵察ですか 。行ってみたかった……』



「アイカは駄目だ 。誰に絡まれるかコワい」

　

なるほど、オトンですか

　

『お父さんって呼んでいいですか』

　

私が真顔で問うと澤村さんは即答で"ヤメロ"と言う

　

『なら大地さんでどうでしょう』

　

私がまたまた聞くと澤村さんは目を見開いた後、ニッコリ笑い私の頭の上に手を置いてから"おう"と言う

　

大地さんの"ニッコリ"も頭の上に置く手もとても優しかった

　

やっぱりオトンですな

　

と思ったら大地さんに頭を掴まれた

　

痛いでゲス

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