またの！！ ページ2
その日の夕食。
グルッペンは宣言通りみんなに出ていくことを伝えた。
tn「…は、んな無責任な…、」
rb「せや、お前が始めたことやないか…！なのに…」
ut「グルちゃんやからなんやで、この国をまとめ上げれる手腕があるあんたやからこの国は…！」
グルッペンは幹部たちの反対の声を一通り聞いて、笑った。
gr「確かにこれは俺のワガママだ。だが、この国を作ったのは俺じゃない、我々だ。
まぁ、いきなりのことで不安に思うのはわからんでもない。
だからここに提案する！
我が国を東西南北に分け、
コネシマを国王に任命し、王都を含む北を任せ、
他に州長としてトントン、シャオロン、ショッピを任命する。
オスマンとロボロはこの城にコネシマと残り、
他のエーミール、チーノ、鬱、ゾムは州長のサポートに回るんだ。
どうだ。これなら俺がいなくてもうまくやれそうだろ？」
みんなも知っていた。
グルッペンの決意が揺らがないことも、
こいつの言う事にはいつも自信があって、
いつも拒否権はなくて、
それでいつも言った通りになることも。
もう誰も、グルッペンをとめようとはしなかった。
os「…シッマは、ずっと落ち着いてるけど、聞いとったん？このこと。」
kn「あぁ、今日の午後呼び出されてな。
やけど州長やらなんやらって話は初めて聞いた。」
os「…そっか。で、納得したの。」
kn「そりゃあしとらんで。急すぎるし処理もなんかめんどそうやし。
けど、これまでも兄さんとかひとらんとか同じようなことはあったわけで、
俺としちゃあ、グルッぺンがいつ帰ってきてもええように、
今の国を維持するくらいはやったろかなって。そんだけ。」
恐らくみんなでゆっくりできる最後の夕飯は、
思い出話が混ざり合いながら賑やかに終わった。
その翌週。
総統室にはグルッペンのネームプレートと、
またの！！
という元気なメッセージだけが残されていた。
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イデア(プロフ) - めさん» な、なんだってーー！！？(((すいません初コメにテンションが上がってしまいました、ありがとうございます…！！励みになります！ (2022年8月21日 0時) (
レス) id: 8186d383a3 (このIDを非表示/違反報告)
め - この作品ほんと大好きです (2022年8月21日 0時) (レス) @page47 id: b02816ae41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イデア | 作成日時：2022年6月19日 0時
