毒占欲【d！】

首輪が２つ ページ3

gr「今日は戦争に行ってくる。」

「そのまま死んでしまえ」

なんだいきなり「戦争に行ってくる」って
いつも言わないのに
変なモノでも食ったか？

「……気味が悪い」

gr「え！寂しいって！」

「耳腐ってんのかよ」

どうしたらそう聞こえるのだかわかりやしない。
しかし、彼のソコも好きと脳が動いている。
あぁ、私、どうしちゃたんだ？

gr「くれぐれも部屋から出ないように」

「…！」

「出ても幹部に捕まる」

「…いや、今日は……」

gr「……今日は……？」

gr「なんでもないゾ。じゃあ行ってくる」

ｶﾞﾁﾞｬ

なんて言おうとしてたんだ？
今日は……？
……もしや、もしかしてだけど

「メイドォ！メイドは居ますか！」

「A様、どうかなさいましたか？」

「トントンさん居ますか？」

「あ、いえ、今日は幹部様皆、戦争に行かれましたが…問題点がありましたか？」

「いえいえ！教えていただきありがとうございます。」

やっぱりだ。長年ココに居たかいがあった。
総統が私を信用してそのまま戦争にいったぞ。

「最初で最後のチャンスだ……！」

神様が与えてくれたチャンス、無駄にはしない





さぁ、脱走の時間だ！

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