毒占欲【d！】

首輪が一つ ページ2

ｼﾞｬﾗ
足に付いた鎖が動くたびにジャラジャラと不快な音をたてて哭く。

どうしてこんなことになったのだろうか。
私はただ、国の皆にと楽しく遊んで、楽しく暮らしていただけなのに。

「あの時、断っていなければ…」

あの時私が断っていなければ国の皆に迷惑かけなかった。
なのに私の自分勝手で……

「迷ってても仕方がねぇ、A、頑張れ、私、頑張れ！ここから逃げ出して皆を守ってみせる！」
そして、本当の運命の人を見つけ
gr「A、ご飯だゾ！」

「空気読めや」((

コイツ、グルッペン・フューラーは我々国の総統閣下であり、私を閉じ込めた張本人だ。
甘いものが大好きで、たまにパフェを持って来てくれる以外と優しい奴((

「いらねェ……」

gr「そんなこと言わずに、Aの好きなパフェだゾ？良いのか、俺が食うゾ」

うぅ、パフェは私の唯一の癒し…！しかし、またなにか仕込まれてるんじゃ、(前は媚 薬が入ってました)

gr「本当に良いのか？食べちゃうゾ？」

「そんなバリトンボイスで可愛く言われても、別に嬉しくないわ！」



と言いたい((

「ッ……」

すごい食べたい、しかし本能が食べてはダメと言っているッ！

ｸﾞｩｩｩｳ

gr「ム」

「あ、ああッ！」

しまった、これじゃあ「食べたい、食べさせて」と言ってるもんだ。

gr「そんなに腹が減ってたのか、よし、食べさせてやろう！」

いや、そんな目輝かせても、でもちょっとだけなら、でも……

gr「今回は何も入ってないゾ。前はAを傷つけてしまったからな。」

彼の目は少し悲しそうで、成人男性と思えないほど子犬のようなうるうるした目をしていた。

あぁ、私は貴方のそういうところに弱いのだ。

「……少しだけなら……」

そう、その喜ぶ顔が

ﾆﾔｯ

gr「ありがとう」

大好きだ

ﾊﾞﾀｯ






薬の効果、相手を惚れさせる、相手の貴方ヘの感度を高める


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短編と化したわ

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