No.42 君を探してた ページ42
Aside
｢どうしよう…帰っちゃった…｣
｢行ってき｣
｢え？｣
ヒカルさんは真剣な眼差しでそういった
｢好きなんやろ？｣
私はいつもこうだ
誰かに背中を押してもらわないと何も出来ない
独りで何かを伝える事の心細さに私はいつも負けていた
それは皆同じはずなのに
ヒカルさんだって
堀内くんだって
私に気持ちを伝えてくれた
独りじゃできない
それも今日でおしまい
｢うん
私、行く｣
｢頑張って
これぐらいしか出来へんけど｣
でも
今日だけ
今日だけはヒカルさんに優しさに甘えさせてください
私はヒカルさんに抱きついた
｢ありがとうございました
これで私、伝えられそうです｣
急に抱きついた私に少し驚きながらも抱き締め返してくれたヒカルさん
｢頑張ってな｣
｢はい！｣
私は走ってマホトくんの後を追った
こんなときに限ってヒールの靴を履いてきた自分を恨みたい
何度も転けそうになってしまう
｢いない…｣
どこに行ったんだろう
わからない
人が多すぎて
そもそもマホトくんはここの道、来たのかな
すれ違う多くの人
この中からマホトくんを探す
そんなこと出来るのか
｢あれ、？｣
すれ違った黒髪の人
見覚えがある
｢あ、あの！｣
私は思い切って腕を掴んだ
伝えるだ
今
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なの(プロフ) - 芹ちーさん» ありがとうございます！！これから夏休みで毎日一日中部活なので更新頻度落ちますが宜しくお願いします！！ (2017年8月1日 23時) (
レス) id: 170cdda07e (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - あやのさん» いえいえ！こちらこそありがとうございます！！ (2017年8月1日 23時) (レス) id: 170cdda07e (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - なあさん» ごめんなさい！！ヒカルさん落ちの番外は難しそうです…ですが！ヒカルさん落ちの小説つくるかもしれないのでその時は是非宜しくお願いします！！アカウント変えたので主にこっちかな？ (2017年8月1日 23時) (レス) id: 170cdda07e (このIDを非表示/違反報告)
芹ちー - マホトくんオチ嬉しいです！更新応援してます！ (2017年7月21日 0時) (レス) id: c9538b7bda (このIDを非表示/違反報告)
あやの - 嬉しいです！！ありがとうございます(T_T) (2017年7月4日 23時) (レス) id: fa8761fcb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽかごろん* x他1人 | 作成日時：2017年5月25日 21時
