主人公の夢 ページ10
A「あれ?ここは…小学校の時遊んでた公園…」
上級生1「サッカーしようぜ!」
上級生2「おう!」
*
A「どうしたの?浮かない顔して」
幼女1「友達と遊んでたらあのお兄さんたちに場所取られちゃったの…」
幼女2「せっかく楽しく遊んでたのに…」
A「…分かった」
幼女1「…お姉ちゃん?」
*
A「あの」
上級生1「あ?お前誰だよ」
A「そんなことは今どうでもいいです。今すぐあの子たちにこの場所譲ってくれませんか?」
上級生2「何でだよ」
A「あの子たちが遊んでいるところをあなたたちが取ったと聞きました。今すぐあの子たちにこの場所を譲ってくれませんか?」
上級生1「大体な、お前、どこの誰だか知んないけどよ。あんな小さい奴がちまちま走ってたら分かんねぇよ」
A「分かんないとか、そういう問題じゃないでしょう?」
上級生1「うるせぇ、黙りやがれ!」
A(殴られる…!)
夏夜「女の子を殴るなんて、男としてどうかと思いますけどね」
A「夏夜…!」
上級生1「あ?お前、何様だよ」
夏夜「何様とかそういう問題じゃない。いつまでもそんなこと言ってると、学校に報告しますよ?」
上級生1「…くそっ。覚えてろよ」
*
幼女1「お兄ちゃん、お姉ちゃんありがとうー!」
A「ううん。私は何もしてない。立ち向かったのは、このお兄ちゃんだよ」
夏夜「お前が言うな」
A「うるさい」
幼女2「でも、お姉ちゃんもかっこよかったよ!」
A(あれ?…これ、どっかで…)
A(そうだ。あの日から、私は…)
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作者名:桜歩鈴 | 作成日時:2019年1月19日 14時