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原田「今行くから！待ってろよ若林！」
突然現れて、突然駆け出した原田先生。
____若林もその賭けに参加してるの？まさか、若林はアイツらとの接点はないはずだし、そんなことをする人には見えない。
まさか、と思った。
向こう側で固まってお昼ご飯を食べてた正義達を見ると、ニヤニヤしながら屋上を見上げていた。
_____やっぱり。
呆れた。バカじゃないの、こんなくだらないことして。
呆れとともに、怒りがこみ上げてきた。
あっという間に原田先生は屋上にたどり着いたらしく、屋上では原田先生が若林に何か話していた。
耳を澄ましても、野次馬達の声にかき消されてなにを話しているか聞こえない。
しばらく経ってから、原田先生は若林一人を残して屋上から戻ってきた。
原田「東条A！川崎！」
『え？』
原田「手伝って！」
どこから取ってきたのか、原田先生は黒い布を広げた。
原田「今泉 、小田原 、大鳥 、清武 、湯浅 、長浜、堀江 、太田 、小松 」
野次馬の中から3組の生徒達を探し出し、名前を呼ぶ先生。
すごい、みんなの顔と名前を一致させてる…！
私ですらまだわからない子がいるのに、たった1日で。
原田「岩木 唐津 、彦根 、茂手 …
これ持って！」
広げられた大きな布の端を先生に言われるがままに掴んだ。
原田「下がって下がってー、ストップ！
飛び降りていいわよ、若林！」
若林「 そ 、そんな布で ..
抜け止められるわけねぇだろ !! 」
それな。まさかとは思ったけど、こんなぺらぺらの布で受け止めるのか…
原田「 ここにいる連中 、なんだかんだいってお前が飛ばないと思ってる 。あそこでカメラ回してるやつもな。だからお前がホントはやるやつだってヤツだっていうとこを見せてやれ !! でもって飛んでる最中にピースかましてやれ !! 」 」
なにバカなことを言ってるんだこの先生は！！
先生を辞めさせようなんて考えてるバカ、実行しちゃうバカ、生徒に飛び降りを推奨するバカ！
うちのクラスバカばっかじゃん！！！
長井「 何言ってるんですか 、先生！！
これは飛び込んでいいものじゃないんですよ？もし落ちてきたら命の保証だってありませんし、布を抑えてる生徒だって危険です 」
原田「 じゃあ、この布たたむ ? 」
長井「 それはできませんけど…」
原田「 若林 、返事は !! 」
若林「 はい !!!! 」
意を決した若林が、屋上から軽く助走をつけてジャンプした。
私は見逃さなかった。若林がピースをしたのを…
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ルア(プロフ) - 面白いです笑 (2019年9月24日 21時) (
レス) id: ac6a0b0971 (このIDを非表示/違反報告)
作者っす - こんにちは！ごめんなさい、気付いていませんでした。外します。ご指摘ありがとうございました。ご指摘がなければ気付かないまま進めていたと思います…気をつけます。 (2019年8月16日 19時) (レス) id: f71121dae2 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年8月16日 18時) (レス) id: ba1b78c8bf (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年8月16日 18時
