Story44-溺れて ページ22
あ｢……っん……ぅ｣
さっきまで乾いた空気に触れていた唇が
急に温かさを持ち始めた
それが重ねられた唇のせいだと、分かってはいるけど
あ｢ちょ……きど…く…｣
変わらずキスを続ける彼に私は必死に抵抗する
彼には全く効いてないようだけど
だんだんと体の奥から熱くなってくる
次第に息をするのが苦しくなってきて思わず口を開く
するとそこにするりと入り込んでくる舌
一瞬ビクッ、と自分の体が反応するのが分かる
彼はその反応を楽しむかのように口内を弄ぶ
あ｢…ひゃ……らめぇ…｣
滑り込む舌のせいで上手く喋る事が出来ない
全身の力が抜けてきたと感じた所で鬼道君は唇を離した
あ｢……っはぁ……//｣
鬼｢………｣
自然と荒い吐息が漏れる
心臓の音がうるさい
今さらながら自分がヤバい状況に巻き込まれたのだと思った
あ｢……皆のとこ、戻ろうよ…｣
少しでもこの場を何とかしようと私はそう言った
鬼｢……嫌だ｣
あ｢な、何で……｣
そして私の耳元に口を近付けた
鬼｢今はオレのことだけ考えろ｣
あ｢…っ!?///｣
囁かれるような低い声に思わずゾクリとする
そして私の首筋に唇を這わす
あ｢…ダメ、だよ……こんなとこ…で…///｣
鬼｢ここじゃなかったらいいのか?｣
あ｢違っ…そういうんじゃなくて…//｣
前みたいに怖い、とは感じないが激しい羞恥が私を襲う
もう…溺れてしまったのだろうか
そう思った時
遠くからバタバタと何人かの足音が聞こえた
.
―――――――――――――――
………今までで一番pinkかもしれない(笑)←
恐らくそろそろ続編です(^^)
ラッキーアイテム
革ベルト
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風丸 - 豪炎寺ｍ (2012年1月12日 20時) (
レス) id: 8437fe289f (このIDを非表示/違反報告)
シャーリン - 鬼道さんのゴーグルってログオフしないんですか？(｡-_-｡) (2011年12月31日 0時) (レス) id: 3fb5317387 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - 鬼道さん、嫉妬がかわいい〜////もう、たまらない〜/// (2011年11月3日 13時) (レス) id: 0f43099b76 (このIDを非表示/違反報告)
早苗 - さくらさん>おー分かりましたσ(*´∀｀*)じゃあ行ってみますね(^^)ってか小6なんですか( ; ゜Д゜)可愛らしいww若いっていいですね(笑)← (2011年10月3日 13時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - またまたお返事ありがとうございます(´∀`)小説は昨日ぐらいにできました！きかぜどで作者検索すればでてくるんじゃないかなぁ…(@-@;)でも私、まだ小6なので変だとおもいますが…。 (2011年10月2日 17時) (レス) id: 8930f4fe89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜田早苗 | 作成日時：2011年8月25日 10時
