Story43-恋 ページ21
ダンッ
あ｢痛……っ｣
私はいきなり腕を引っ張られたかと思うと
人気の少ない何かの建物の裏に連れて来られた
そして乱暴に壁に体を押し付けられる
あ｢な、何するの……鬼道君…｣
私は鋭い声で真正面に立つ鬼道君に言った
鬼｢……さぁ…?｣
あ｢さ、さぁって……皆の所に戻らなくていいの…?｣
私は問いかけに鬼道君は何も答えないし頷きもしない
あ｢鬼道く……｣
鬼｢少し黙れ｣
はっ!?と一瞬耳を疑った私
心無しか鬼道君はイライラしてるようだった
あ｢ちょっ…、何怒ってんの?｣
鬼｢別に怒ってない｣
…完全怒ってる、雰囲気で分かる
あ｢………｣
鬼｢………｣
正直気まずいこの空気
逃げようにも背中には壁、目の前には鬼道君という状況
しかも…妙に近い
暫くの沈黙の後、鬼道君が口を開いた
鬼｢お前、浮かれすぎ｣
あ｢はい!?｣
鬼｢豪炎寺にキスされたぐらいで調子に乗るな｣
あ｢んなっ////!?｣
一気に赤面すると同時に頭に血が上った
あ｢別に誰も浮かれてなんかいませんけど｣
鬼｢真っ赤な顔がその証拠だ｣
そう言って口角を上げて微笑む鬼道君にもっと腹が立った
あ｢じゃあ何で鬼道君は今怒ってんのよ!それが意味不明なんですけど｣
鬼｢は……?｣
あ｢しかもこんな所に連れて来るし…｣
何かこういうの前もあった気がするけど
鬼｢お前なぁ…｣
はぁ、と鬼道君がため息をついた
鬼｢この状況からして分からないのか…?｣
あ｢え…じょ、状況って……｣
私の顔の真横の位置で壁に手をつく鬼道君
じりじりと近付いてくる彼の顔
.
鬼｢本気の恋、教えてやるよ………｣
あ｢え…………っん…｣
.
気が付くと私は
彼に口を塞がれていた
ラッキーアイテム
革ベルト
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風丸 - 豪炎寺ｍ (2012年1月12日 20時) (
レス) id: 8437fe289f (このIDを非表示/違反報告)
シャーリン - 鬼道さんのゴーグルってログオフしないんですか？(｡-_-｡) (2011年12月31日 0時) (レス) id: 3fb5317387 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - 鬼道さん、嫉妬がかわいい〜////もう、たまらない〜/// (2011年11月3日 13時) (レス) id: 0f43099b76 (このIDを非表示/違反報告)
早苗 - さくらさん>おー分かりましたσ(*´∀｀*)じゃあ行ってみますね(^^)ってか小6なんですか( ; ゜Д゜)可愛らしいww若いっていいですね(笑)← (2011年10月3日 13時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - またまたお返事ありがとうございます(´∀`)小説は昨日ぐらいにできました！きかぜどで作者検索すればでてくるんじゃないかなぁ…(@-@;)でも私、まだ小6なので変だとおもいますが…。 (2011年10月2日 17時) (レス) id: 8930f4fe89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜田早苗 | 作成日時：2011年8月25日 10時
