Story25-本気 ページ3
静まりかえった空間で
私はただ身動きもとれずに彼に捕まっていた
私の目の前には鬼道君の顔
私は必死に目を逸らす
あ｢………っや｣
鬼｢…早く…答えろよ｣
そう言いながら私を見つめる鬼道君は
なんだかとっても…
怖かった
鬼｢…本当の事を言え｣
あ｢私はっ……何も…｣
鬼｢…言えよっ!｣
その瞬間鬼道君の怒鳴り声が響いた
あ｢!?……や…っ｣
そして私の頭を掴み自分の方へと引き寄せ
そのまま私の唇に……
あ｢やっ……やだっ……!!｣
ドンッ
鬼｢……!?｣
あ｢あっ……｣
気づいたら私は鬼道君を突き飛ばしていた
あ｢あ、あの…………｣
鬼｢………｣
重い空気が漂う
鬼｢……A｣
すると突然鬼道君が鬼道君が私の名前を呼び
私の方にゆっくりと手を伸ばした
あ｢え……っや…｣
私は反射的に怖くなり思わず目を瞑った
鬼｢………｣
あ｢………?｣
何もしてこないのを不思議に思い目をあけると
鬼道君が私の頭を優しく撫でた
あ｢え………｣
鬼｢……すまない｣
状況についていけない私に鬼道君は小さくそう呟いた
その時見えたゴーグルの中の瞳はどこか寂しそうだった
あ｢え、鬼道く……｣
鬼道君はそれだけ言うてその場を去って行った
さっきまで怖かった雰囲気の鬼道君はもうそこにはなかった
.
.
.
.
.
ヒ｢……落ち着いた…?｣
鬼｢…あぁ｣
キッチンを後にしたオレにヒロトが言った
豪｢…オレそこまで変なことしてないから、安心しろよ｣
鬼｢………あぁ｣
ヒ｢…理性飛んでたでしょ、Aちゃん怖がってたよ｣
鬼｢………分かってる｣
豪｢それだけ本気、ってことだろ…?｣
鬼｢…………本気、か｣
オレが
本気………
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 21人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
風丸 - 豪炎寺ｍ (2012年1月12日 20時) (
レス) id: 8437fe289f (このIDを非表示/違反報告)
シャーリン - 鬼道さんのゴーグルってログオフしないんですか？(｡-_-｡) (2011年12月31日 0時) (レス) id: 3fb5317387 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - 鬼道さん、嫉妬がかわいい〜////もう、たまらない〜/// (2011年11月3日 13時) (レス) id: 0f43099b76 (このIDを非表示/違反報告)
早苗 - さくらさん>おー分かりましたσ(*´∀｀*)じゃあ行ってみますね(^^)ってか小6なんですか( ; ゜Д゜)可愛らしいww若いっていいですね(笑)← (2011年10月3日 13時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - またまたお返事ありがとうございます(´∀`)小説は昨日ぐらいにできました！きかぜどで作者検索すればでてくるんじゃないかなぁ…(@-@;)でも私、まだ小6なので変だとおもいますが…。 (2011年10月2日 17時) (レス) id: 8930f4fe89 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜田早苗 | 作成日時：2011年8月25日 10時
