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「Aちゃん」
「もう健太さん!歩くの遅いですよ!」
「あのさ、今から俺が言うこと、真剣に聞いてくれる?」
「えっ何ですか?」
頭が真っ白になる。
でも、しっかり彼女の目を見て伝えるんだ。
好き、って。
「俺、Aちゃんのことが好きです
だから、俺と付き合ってくれませんか?」
「け、健太さん」
Aちゃんの目元が、夕日に照らされて少し光った気がした。
「私も、健太さんのこと好きです。
こちらこそよろしくお願いします」
「ふふっ、ありがとう。A大好き、愛してる」
俺は思わずAちゃんを抱きしめた。
「メンバーに嫉妬されるだろうなぁ笑」
「どういうことですか?」
「Aちゃんが可愛いすぎるからさ、みんなでAちゃんこと天使って呼んでるんだよ笑」
「ええ、なにそれ恥ずかしいです...!」
恥ずかしがって俺のもとにうずくまるAちゃん...
俺はその頭を優しく撫でた。
「さて。そろそろ坂をおりますか。」
「そうですね!」
「じゃあ...どっちが先に下に着くか。競争だ!」
「えっ!健太さん〜!待ってください!」
この急な坂をのぼってる時は俺たちは普通の友達だった。
でも坂をこうやってくだってる今は、恋人どうしになれた。
「Aちゃん」
「はい」
「手繋ごっか」
「はい!」
Aちゃんの小さい手を、俺の手で包んだ。
俺の隣にいる、この体温が、
ずっとずっと続きますように。
.
.
.
「私、事務所入ってすぐ健太さんに一目惚れしたんですよ?」
「え、そうなの?俺もだけど」
夜ごはん【グッドモーニングアメリカ/金廣真悟】→←白を告げるとき【sumika/片岡健太】
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ゆずぽん(プロフ) - ちさとさん» お返事遅くなりました!読んでいただきありがとうございます!続編のほうでsumikaのおはなしをまた書こうと思います^^ (2019年11月24日 2時) (レス) id: 33055f6345 (このIDを非表示/違反報告)
ちさと - sumikaの片岡さんとおがりんの話、最高でした!!もちろん他のも良かったですよ!!私の妄想を盛り上げてくれて本当にありがたいです(笑) (2019年7月28日 15時) (レス) id: 11c343a2b9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずぽん(プロフ) - つぐみさん» わざわざコメントありがとうございます!遅くなってすみません。まだ読んでいただけていて嬉しいです(;_;)今後もどうぞよろしくお願いします (2019年2月7日 2時) (レス) id: 2549215dd1 (このIDを非表示/違反報告)
つぐみ(プロフ) - こんばんは!リクエスト作品読ませて頂きました。ちょっと強引な巨匠…良いですね…!ドキドキでした!素敵な作品をありがとうございました。これからも作品楽しみにしています〜! (2019年2月2日 20時) (レス) id: 8081f21b91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずぽん(プロフ) - つぐみさん» つぐみさん、返信が遅くなってしまってすみません。コメントありがとうございます!私の変な妄想にお付き合いいただきありがとうございました...笑 私もそんな感じの巨匠好きなのでまた投稿しますね^^ (2018年9月5日 1時) (レス) id: 2549215dd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆずぽん | 作成日時:2017年7月24日 0時