白を告げるとき【sumika/片岡健太】 ページ2
片岡side
「健太さん!」
「わっびっくりした。突然押さないでよ笑」
「ごめんなさい笑 家の方向同じですよね?
仕事終わったので、よかったら一緒に帰りませんか?」
「帰る!」
彼女は、俺らが所属してる事務所の事務担当のAちゃん。
小さい頃から音楽業界への憧れを抱いていたらしく、今年からこの事務所で仕事をしてくれている新人さんだ。
だから、俺らより相当若い。笑
Aちゃんはいつも元気で、俺らのために頑張ってくれてるから、メンバーからは天使と呼ばれているのはAちゃんには内緒。笑
あと、俺が密かに想いを寄せてる人というのも内緒。
「いやぁーいつも俺らのために、遅くまで仕事ありがとね」
「いえいえ!忙しいことなんて嬉しい悲鳴ですよ!sumikaが売れた証拠です笑」
「なにそれ。嬉しいなぁ」
ふわっと笑う彼女が愛おしい。
身長差の関係でAちゃんが自然に上目遣いになるから、少しドキってする。
「あー坂道...のぼるのきついなぁ」
「ここの坂道、急だから困っちゃうよね笑」
「ほんとそうですよね笑 でもてっぺんから見下ろせる街の景色、すごく綺麗ですよね!」
俺とAちゃんは、のぼり坂をゆっくり歩いていく。
本当はもっと早く歩けるけど、小さなAちゃんの歩幅に合わせて。
でも頂上が近づいた時、Aちゃんは俺を置いて駆け出した。
「ふぅー!着いたーっ!」
「Aちゃんはやいよ〜笑」
「わぁ健太さん!夕日が沈みかけていて、街をオレンジ色に染めていて、すごく綺麗ですよ!
はやくこっちに来てください!」
風がAちゃんの髪をなびかせ、
オレンジ色に照らされたAちゃんは、ニコニコしながらカメラを構えシャッターを切る。
この光景が綺麗すぎて、一枚の絵のようで、
自分のものにしたいと思った。
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ゆずぽん(プロフ) - ちさとさん» お返事遅くなりました!読んでいただきありがとうございます!続編のほうでsumikaのおはなしをまた書こうと思います^^ (2019年11月24日 2時) (レス) id: 33055f6345 (このIDを非表示/違反報告)
ちさと - sumikaの片岡さんとおがりんの話、最高でした!!もちろん他のも良かったですよ!!私の妄想を盛り上げてくれて本当にありがたいです(笑) (2019年7月28日 15時) (レス) id: 11c343a2b9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずぽん(プロフ) - つぐみさん» わざわざコメントありがとうございます!遅くなってすみません。まだ読んでいただけていて嬉しいです(;_;)今後もどうぞよろしくお願いします (2019年2月7日 2時) (レス) id: 2549215dd1 (このIDを非表示/違反報告)
つぐみ(プロフ) - こんばんは!リクエスト作品読ませて頂きました。ちょっと強引な巨匠…良いですね…!ドキドキでした!素敵な作品をありがとうございました。これからも作品楽しみにしています〜! (2019年2月2日 20時) (レス) id: 8081f21b91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずぽん(プロフ) - つぐみさん» つぐみさん、返信が遅くなってしまってすみません。コメントありがとうございます!私の変な妄想にお付き合いいただきありがとうございました...笑 私もそんな感じの巨匠好きなのでまた投稿しますね^^ (2018年9月5日 1時) (レス) id: 2549215dd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆずぽん | 作成日時:2017年7月24日 0時