検索窓
今日:1 hit、昨日:47 hit、合計:378,535 hit

**93 ページ4

.




「ありがとうございます。送っていただいて」



「ふふっ、何度も言うけど僕がAちゃんと

いたかっただけだから、ね?

それより、1人で平気?」




平気、というのは···?





「永瀬くんと、ちゃんと話せる?」



首を傾げた私に降ってきた言葉。



あ···、健人さん

そこまで気にしてくれていたんだ。



私が子どもみたいにめそめそ泣いていたからだろう。



優しさに胸が温かくなる。



「はい。

私、ちゃんと気持ちを伝えようと思います···!」





背中を押してくれた健人さんがいるんだもん!


私はちゃんと伝えられる。

廉くんはちゃんと伝えてくれたもん···!




「うん。その意気だ。

もし何かあったらすぐに連絡してね。

僕はいつだって駆けつけるから」



「ふふっ、ありがとうございます」




本当に心強いなぁ···。


健人さんの存在が

私の中で大きくなっていくのを感じた。









「A···?」





···え?



少し離れたところから聞こえた声。



振り向けば、声の主が立っていた。







.

**94→←**92



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (629 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1695人がお気に入り
設定タグ:King&Prince , 永瀬廉 , 同居
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なっちゃん | 作成日時:2020年7月29日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。