明智くんの彼女3【俺スカ】 (ページ4)

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海と水着ページ4

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Aside

結衣ちゃんとももちゃんに少々強引に連れられて女子更衣室へとやってきた私。

海に入るのは別に嫌じゃない。

でも‥‥

『‥‥ねぇ、この水着どうしても着なくちゃダメ？』

やっぱりビキニを着てみんなの前に出るのは抵抗がある。

秀くんの前になんて絶対に出られない。

似合ってない、なんて言われたら死んじゃう‥‥。

結衣「もうAは消極的すぎなの！大丈夫だよ！私達が言うんだから間違いない！｣

もも｢そうだよ！A可愛いかったよ？これなら明智もイチコロだって！｣

‥‥ううっ。

二人がそう言ってくれるのはすごく嬉しいけど、やっぱり自信が持てない。

結衣｢てか早く着替えないと明智を待たせちゃうよ？いいの？今頃明智他の女子に声かけられてるかもよ？｣

『‥‥き、着替えます』

結衣ちゃんずるいよ。

そんなこと言われたら着替えるしかなくなっちゃうじゃん‥‥。

数分後。

何とか着替えたけど‥‥

『‥‥‥。』

やっぱり似合ってない。

『ねぇ、結衣ちゃ｢A可愛い！！｣

‥‥うっ。

急に抱きつかれました。

というか‥‥

『二人とも可愛い』

結衣ちゃんとももちゃんの水着姿すごく可愛い。

二人ともとっても美人さんだし、スタイルも良いし‥‥。

どうしよう。

この2人を見たら、さらに自信がなくなってきた。

もも｢よし！全員着替え終わったし出よっか！｣

結衣｢だね。もう明智たちも着替え終わってるだろうし｣

そう言って、日焼け止めなどが入ったバックを持つ二人。

あ、そうだ！

今思い出したけど、私パーカー持ってきてたんだ。

水に濡れても大丈夫なタイプだし、これならパーカーを着たまま海に入れる！

バックからベビーピンク色のパーカーを出し着ようとした、ときだった。

もも｢ちょっと、それはダメ！｣

『ああっ！』

簡単にももちゃんに取られてしまいました。

もも｢そんなの来たらせっかくの水着姿が台無しじゃん！ほら、もう諦めて行くよ！｣

結局、パーカーはももちゃんに没収されたまま手を引かれて更衣室を出るしかない私でした。