明智くんの彼女3【俺スカ】 (ページ5)

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独占欲ページ5

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秀一side

東条｢なぁ、川崎達遅くね？｣

若林｢しょうがないよ。女の子は準備に時間がかかるって言うし‥‥｣

先に水着に着替えた俺達は女子更衣室の近くでA達を待っているんだけど、中々来ない3人に東条は少しイラついているみたいだ。

まぁ、かれこれ15分くらいは待ってるしな。

東条｢明智はAちゃんと海に来たこととかあるの？｣

『いや、初めてだけど』

若林｢じゃあ水着姿見るのも初めてなんだね｣

『‥‥まぁな』

Aの水着姿か‥‥。

絶対可愛いよな。

でも、それを俺以外の男も見るんだよな‥‥。

そう考えると、だんだん嫌な気持ちになってきた。

俺、こんなに独占欲強かったっけ‥‥。

一人悶々としていた、その時だった。

結衣｢あ！東条達じゃん！お待たせ～｣

ドアが開いた音がして、水着に着替えた川崎と堀江、そしてその二人にガッチリと腕を掴まれたAが女子更衣室から出てきたのは。

東条｢おせーよ。めっちゃ待ったんだけど｣

結衣｢ごめんごめん！Aが着替えるの恥ずかしがってさー｣

川崎の言葉を聞き、Aを見れば本当に嫌だったみたいでずっと下を向いていた。

もも｢似合ってるって何度言っても恥ずかしがってさ～。多分、明智に似合ってないって思われたらどうしようとか色々不安だったんじゃない？｣

‥‥何それ。

俺に似合ってないって思われるかもしれないから不安で、中々出てこられなかったってこと？

可愛すぎでしょ。

てか似合わないわけないでしょ。

Aは何着たって絶対可愛いんだから。