明智くんの彼女3【俺スカ】 (ページ3)

今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:402,469 hit

ドキドキページ3

.

秀一side

川崎｢Aー！｣

一人Aにデレていると、大声でAの名前を呼びながら俺達の元へやってきた川崎と堀江。

このままAにキスしたかったのに邪魔が入ったか‥‥。

もも｢のぶおがもう海に入っていいって！だから着替えに行こ？｣

結衣｢じゃあ、明智また後でね～｣

そう言うと、Aの手を引いて俺の返事も聞かず更衣室へと入って行った川崎達。

てか、旅行中はずっとあの二人と一緒なんだよな‥‥。

＂班行動のときはもちろん、自由時間のときも絶対に一人になるなよー。出来るだけ班のメンバーの近くにいるようになー＂

昨日のホームルームで田中先生が言った言葉。

もちろんAとは一緒の班。

そして川崎、堀江。

男子は東条、若林。

まぁ、いつものメンバーと一緒ってわけ。

Aと一緒なのはめっちゃ嬉しいけど、A大好き女子、特にひどい川崎と堀江が一緒じゃなかなか独り占め出来ないし‥‥。

『はぁー』

東条｢どうしたんだよ明智、ため息なんてついて｣

若林｢僕らも着替えに行こ｣

ため息をついていると、いつの間にか俺の隣にいた東条と若林に声をかけられた。

周りを見れば、もう駒井なんて水着に着替えて牛久保とはしゃいでるし。

準備早くね？

東条｢ほらー。早くしないとAちゃんの水着姿、自分より先に他の男子に見られちゃうぜ？｣

『‥‥っ、わかったよ！』

＂A＂という言葉に弱い俺は、水着などが入った鞄を持ち更衣室へと入った。

後ろで東条と若林がニヤニヤしているとも知らずに。