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驚いた顔をするお父さんに、
「俺は中島の事が大好きです。だから中島と一緒にいれるのが嬉しくて幸せでどうしようもない。」
笑いながらだんだんと感情が込み上げてくる。
「それで中島も俺といて幸せそうなんです。伊野尾、好きだよって。」
泣きたくなくて涙を飲み込んでから、
「……勘違いかもしれません。だけど俺を呼ぶ中島の声も、俺を好きだと笑う中島の笑顔も、許嫁とじゃなく、自由に恋愛してもいい?って不安そうに聞く姿も愛おしくて。俺に愛されて、本当に好きな子に愛されてるって泣く中島が可愛くて。そんな中島を俺は守りたい。ずっと2人で人生を歩んで行きたい。」
すうっと大きく息を吸って、
「でも確かにこの指輪は中島にもらったものじゃありません。嘘をついてすみませんでした。」
頭を下げて謝る。

しばらく何も言わなかったお父さんが、
「…………やっぱり嘘だったんだな。だいたい……。」
話し始めたところで、

「伊野尾!!」

中島が大きな声で俺の名前を呼ぶ声がした。

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作者名:すみれ | 作成日時:2023年9月8日 1時

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