今更遅いですよ、瀬名先輩。 (ページ2)

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快晴の朝、私は少し重い足取りで夢ノ咲学院に向かう。

私はその夢ノ咲学院で
アイドルのプロデューサーをしている。

その夢ノ咲学院の強豪ユニットのひとつ、Knightsに
所属している瀬名泉は私の自慢の彼氏だ。

でも最近、彼は私にそっけない。

ほんの少し前までは、
困るくらい溺愛してくれてたのに、、、、。

まあ、原因はわかってる。

彼は、私じゃなく、少し前に転入してきた
2人目のプロデューサー相原あんずちゃんに夢中だから、

彼女の私をさしおいて_

彼は、常にトゲトゲしていて近寄り難いけど、
1度気に入ると優しくて面倒見の良いお兄ちゃんになる。

私もその気に入られた人の1人。

だけど、あんずちゃんもまた彼に気に入られちゃったみたいで、、、

わかってる。泉は、そういう人だって、

わかってるけど、

自分の彼氏が彼女である私を蔑ろにしてほかの女の子
にベッタリなのは、

どの女の子も気分のいいものじゃないと思う。

それとも_

私が重いだけなのかなぁ。。。