第三十三話 ページ34
ーーハンジsideーー
私が2人が仲悪くなったのを知ったのは廊下にいた兵士の噂話でだった。
兵「Aさんとリヴァイ兵長、あんなに仲良かったのにな〜」
兵2「さっき、な！お互いすれ違ってもなんも言わないしな。食堂でも‥‥‥」
ハ「ねぇ！その話！どういうこと！？」
兵「ハ、ハンジ分隊長！」
兵2「だからあの2人話さなくなるまで喧嘩してるって話です。いやでも2人とも怒ってるって様子ではなくて‥‥って！ハンジ分隊長！？」
ハ「教えてくれてありがとーー！！」
なんだよなんだよなんだよ！
Aは何にも言ってこないし！
3人で夕飯食べに行ったんじゃなかったの？
まさかそこで喧嘩とかーーー？
Aの部屋に急ぐーーーーあれ？
ルミちゃん？
そこにはAの部屋からでてくる複雑に笑ったルミちゃんの姿があった。
もう、やな予感しかしないんだから。
Aの今の考えを、気持ちを聞き出す。
諦めるって‥‥そこまではわかるよ。
詳しくは聞いてないけど辛いことばかりだったんだろう。
でも、なんで
なんで笑ってる？
笑っていられるんだ。
そんな悲しそうな、苦しそうな顔で笑われたらこっちはなにも言えなくなる。
あの、くそ野郎。
.
.
ーーーーバンッ！！！
リ「おい、人の部屋に入るときはノック。
ガキでもわかるだろう？」
ガコン！
近くにあったゴミ箱を蹴飛ばす。
この馬鹿綺麗な部屋をめちゃくちゃにしてやろうか。
リ「てめぇ‥‥‥なにしてんだよ」
ハ「なにしてんだよはこっちのセリフだよ」
リ「あ？なにがいいてぇんだ」
ハ「前に行ったよね？A傷つけんなってさぁ。」
リ「何のことだかわからねぇな」
ハ「とぼけんな！！」
リヴァイがほんとにとぼけてるわけじゃないってのはわかってる。
リヴァイにだって何が何だかわからないのが本音だろう。でも、もう少し‥‥
ハ「謝りにいったら？何をとは言わせないよ。
あなただってこの状況は心地いいものじゃないでしょ？
それから、もう少しAを見てやってよ。」
あんな辛そうに笑ってるんだから。
リ「そんなのは！
‥‥‥お前に言われなくてもわかってる」
.
少しだけ穏やかな気持ちになる。
ねぇA、まだだよ？
まだ諦めたりなんかしないで。
.
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レイナ - 感動もあれば面白さもある最高の作品ですね！！思わず2回一気読みしてしまいました！これからも頑張ってください！応援してます！ (6月19日 19時) (
レス) @page50 id: f74fb03cb7 (このIDを非表示/違反報告)
Kei - 一気読みしてしまいました!!とても惹き込まれて読んでしまいました!!素敵な作品をありがとうございます!! (5月7日 19時) (レス) @page50 id: 5dedc5992d (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - 後、展開がはやいって、大体そんなもんですよ？w夢小説は。wそのなかでも私たちを夢の世界に連れってくれるんです。ていうか、思ったとしても、わざわざ言う必要なくないですか？ (2023年3月19日 22時) (レス) id: 486b7313d8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - 最高すぎます！！！！！！主様天才ですか！！！？？？本編も最高すぎましたけど、最後の番外編の『エルヴィン、その時は盛大に頼む』『あぁ。任せとけ』っていう会話が好きですね笑笑なんか、その光景をハンジさんがニヤニヤしながら眺めてないかなぁとか思いましたね笑 (2023年3月19日 22時) (レス) @page49 id: 486b7313d8 (このIDを非表示/違反報告)
みず - なってった となってた、って同じじゃないですか？ (2020年2月2日 17時) (レス) id: 866d30f642 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみれ | 作成日時：2013年6月19日 18時
