【歌い手】気力不足×睡眠不足【そらる】

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続きます…！

ーー


side_Soraru





Aに対する悪口のオンパレード



そんなことない、って開けて入りたいけど、
………Aが何も言わない


我慢、してるのかな




………俺のせい？


俺が、Aと友達になったから？



A、俺のこと嫌いになった？





もんもんと自分の中でで考えてると、
中からダァン！！と結構凄い音がした



周りの野次馬もざわざわし始める



え、まさかAに何か…



今度こそ、ドアを開けようとした、ら…




『ごめんごめんごめん！！』



！？


中から凄い謝罪が聞こえてきた




え、えぇ…！！

Aが何かしたの！？え、えぇ！？



ま｢そ、そらるさん！どうなって…！入ります！？｣


そ｢い、いや…俺、タイミング逃した…｣




やっべぇ、どうしよ…



焦ってると、また中から声が聞こえた



…Aの声、だな




何言うんだろ、と思って耳を澄ます





『玲奈、とか…そらるとかまふっちとか…


えっと…わ、私のっ…友達、の…悪口、言ったら…



…次は、承知しないからね？』




そ｢っ…！友、達…｣




俺らのせいで呼び出されてんのに
…ほんと、お人好し



ま｢俺、も…入ってる｣



あぁ、何気に名前忘れられてたの気にしてたからな…


ガララッ！！


そ｢やっべ！｣



ドアから咄嗟に離れる


Aは凄い勢いよく教室に向かっていった





ま｢そらるさん！何してるんですか！行きますよ！｣


そ｢え、あ！待てって！｣




反応良くAに着いて行ったまふが少し離れて俺を呼んだ




出て行った時、少し…ほんの少しだけど
Aの顔が赤くなってた




ーーー


ーー


ー




そ｢足っ、はっや…｣


ま｢｣



あれ、まふ…息してない



………まぁいっか←




教室のドアに手をついて、息を整える




顔を上げると、ちょうどこっちを振り返ったのか目が合う




…泣いては、ないみたいだな




Aは昼ごはんの心配ばっかしてる



…まぁ、昼休みの時間、始まってから大分たってるしな





俺は、おもむろにAに近付いて、
肩に手を置いて、一番聞きたかったことを聞いた




そ｢俺のこと、嫌いになった？｣





別に、嫌いになってもしょうがないと思う




中学の頃だって、女友達はだんだん俺を避けた




…その時は強がってたけど、結構寂しかった




A、Aは、Aだけは、



…俺から離れて欲しくない





『嫌いになるわけ、ないじゃん』

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