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前回は佐藤君がいい人という事が証明されただけでしたが、これから意外と出てくる(予定)佐藤君。
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「A!!」


『んー…なに』


「昼ご飯食べよ!」


『了解したー』



それから時は過ぎ、昼休みに入った


……もちろん、自分の席から動いてない




…言わなくても分かってるかな、めんどくさかった




カバンから弁当を取り出して、机に並べる


玲奈?佐藤君のところに座ってるよー

あ、佐藤君に許可は取ってるよー





……隣をちらっと見ると、こっちと似た感じだった


まふっちとそらるがご飯一緒に食べてる



廊下から女の子たちが携帯向けてんだけど…
最早隠し撮りじゃなくない?


隠れてないよ、それ…





まぁ、今は


『いただきます』



………弁当を食すか



「いただきます!……それでさ、A」


『んー…なんでしょうか』



パカッと弁当箱を開ける

うわー…母上、冷凍食品の嵐やで…
…眠たかったのかな…


でもまぁ、あるだけで感謝しなきゃだな




「そらる君とは友達になった?」


『…あー……どうだろ…
あ、でも佐藤君とは多分友達になった』


「誰、佐藤!?」


『そこの席に座ってたすっげぇいい子』




うん、あのあと休み時間の度に話しかけてくれたし
……授業中起こしてくれてるし


そらるよりも話したな

もう、友達と言っても過言ではないよ



………多分、玲奈の次くらいに仲いいよ、うん




ま「え!友達になってないの!?」



まふっちがこっちの会話を聞いていたのか、
ガタッと椅子を豪快に揺らして、話しかけてきた




『いやいや、そう簡単に友達にはなれないから』


「ごめんね、まふくん。この子、こんなんだから
ちょっと変わってるから」


『だーから、私が変わってるんじゃなくって「世界がズレてんでしょ、分かってる」……おう』




ていうか、そんな短時間で友達になれるとか、
人類、コミュ力の塊かよ


はぁーって溜め息をつく玲奈を横目に
もぐもぐと弁当を食べていく



てか、まふっちなんでそんなにびっくりしてんの

誰かに、「Aさんとそらる君って友達になったんだよぉ(裏声)」


とでも言われたのかよー…


それとも、私の世界とのズレがひどかったのか…?




ま「そらるさん…何普通に嘘ついてんですか」


そ「…ついてないし。俺、Aと友達だから」




『…………お前かよ』

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梟猫(プロフ) - おとはさん» ひとつやで!! (2017年3月27日 23時) (レス) id: 1bc50a2351 (このIDを非表示/違反報告)
おとは(プロフ) - 梟猫さん» あざす!あ、後ろ髪なんやけど基本1つよな?あ、2つがいい!ってなったら言って! (2017年3月27日 23時) (レス) id: 8de2d27085 (このIDを非表示/違反報告)
梟猫(プロフ) - おとはさん» うん前髪がななめのやつ!大丈夫!うちも知らんかった!(こいつも女子) (2017年3月27日 22時) (レス) id: 1bc50a2351 (このIDを非表示/違反報告)
おとは(プロフ) - 梟猫さん» ごめん!もうひとつ!アシメントリーって前髪がナナメになってるやつだっけ!?ごめん!女子ってよく分からんもんで(こいつ女子)← (2017年3月27日 22時) (レス) id: 8de2d27085 (このIDを非表示/違反報告)
おとは(プロフ) - 梟猫さん» ねぇねぇ(n‘∀‘)η後ろで髪の毛結んでんのって1つ?2つ?ごめんアホやからわかんない←私はどっちでもかけるよ! (2017年3月27日 21時) (レス) id: 8de2d27085 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梟猫 | 作成日時:2017年1月3日 15時

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