にわかだけど、ヒプマイの世界に転生しました【男主】

うちの子めっちゃええやろ！ ページ32

案内されたのは作業部屋っぽい場所、手伝って〜の一声でポッセは一度奥の部屋へ行ったと思えば大量の布を抱えて戻って来て、部屋はあっという間に布だらけになった。
乱数「本当は服をプレゼントして解散の予定だったけど、おにーさんが見たことないぐらいすっごくイケメンだったから〜もっとイケメンにしてあげるね！」
『マジっすか？時間とか…』
乱数「ダイジョーブ！なんかおにーさん見てると安心するってゆ〜か〜創作意欲掻き立てられるんだよね！って事で、まず採寸しまーす！」
『採寸って服全部脱いだほうがいいんですかね？もし脱ぐなら先に行っておきたいことがあるんですが…』
乱数「はーい、どーしたの？」
『我の体には古につけられた傷跡が刻まれているのだ…下手に触れたら無事じゃ済まないぞ？』
幻太郎「何…！まさか貴様、千年前に滅ぼされた筈のあの一族の？！」
乱数「え〜？！じゃあボクどうなっちゃうの〜？！」
『大丈夫、嘘だから。』
帝統「いやいや！Aまで幻太郎みたいにならないでくれよ！！」
『まあでも、実際体には結構エグい傷痕残っているからある意味本当っすね。芸術的に見えて割と気に入っているんですよ〜なんなら見てみます？』
ポッセ全員が頷いたので、俺は上の服を脱いだ。
帝統「思った以上にエグいな……これどうやったらこんな傷つくんだ？」
『わっかんねぇ。気がついたらあった傷痕だし、気にする必要ないっっしょ〜』
乱数「うんうん…なるほど…結構いい感じかも……」
近いっす乱数さん、甘い香りがすごい。スウィーツ食べたくなって来た、後でシブヤ巡りするか。
採寸が終わり、できるまでのお楽しみだから少し待っててね！との事なので空いてる時間で俺がやりたかったシンのコーディネートをしに外へ連れ出した。あわあわしてたけど気にせずに店の中へ、スーツめっちゃ似合っているけどカジュアルな姿が見たいのだよ！いくつかセットを作って好きなものを選んでもらい、実際に着てもらった。
うん、めっちゃいい。白にに水色と青のグラデーションの模様が入ったポロシャツにレースみたいな透けてる藍色のカーディガン。浅葱色のキュロットみたいなズボン。深緑のスニーカー。カフェの窓際でパンケーキと共にカフェラテ飲んでいそうなファッションだ。絶対シンに合うと思っていたんだよ！お金は私が払います！と熱弁してたので妥協して俺は三分の一払った。アトリエに戻るときに男女問わぬ憧れの視線がシンに集まってた、なんか嬉しくなった。

シブヤは最高、俺らは迷子→←友情の輪が広がっていくのぜ

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