にわかだけど、ヒプマイの世界に転生しました【男主】

友情の輪が広がっていくのぜ ページ31

それからも帝統との交流は続いた。セコムと化した左馬刻さんに威圧されつつ、俺の家に遊びに来るという体でお泊まりに来たり。勝った日にはスウィーツ片手に家に来た。シンとは一緒にご飯食べたらすぐ仲良くなった、実質餌付けである。そんなある日のこと。
帝統「そういえばAっていつもおんなじような服着てるけど、もしかして金ないのか？」
『最初の頃は色々余裕なかったけど今は金あるぞ？まぁ実用性があるからってことで同じような服が多くなっているけど、そろそろ新しい服も欲しいなーと思っているとこ。』
帝統「へー…じゃあさ、シブヤディビジョンに遊びに来ないか？俺のチームメイトに服作っている奴がいるんだよ！」
『ま？行ってみたい気もするけどアポなしで行っていいやつ？』
帝統「大丈夫だって！いざというときは俺が土下座すればいいだけの話だし！」
『おー…なるほど。それで、行っても大丈夫っすか？保護者さん。』
シン「大丈夫ですよ。なんなら私も行ってみたいので。MTCの皆さんには私がお話ししておきますよ。」
『本当神様！ありがとシン！！んじゃあ明日、シブヤディビジョンの駅前で会おうぜ！』
帝統「おう！待ってるぜ！」

次の日、俺たちはシブヤディビジョンにいた。駅に着いて待っていると向こうから帝統が全速力で走って来た。
帝統「よく来たな！こっちがチームメイトの乱数のアトリエだ！着いて来てくれ！」
帝統の案内でシブヤを進んでいく。移動中女の子たちがキラキラした目で俺らをみてた。試しに笑いかけてみたら嬉しそうな悲鳴をあげて一部は卒倒した。これがイケメンの力…！恐ろしい！！そうこうしてるうちにアトリエについた。扉を開けると部屋に乱数と幻太郎がいた。ポッセ大集合っすね！
乱数「こんにちわ！おにーさん！帝統の言う通りすっごいイケメンだね！」
幻太郎「酷いわ帝統様！私というものがありながら他の男と寝ていたなんて！！」
帝統「ちげぇよ！Aたちはそういう関係じゃねえってか変な言い方すんな！」
幻太郎「ふふっ嘘ですよ。Aさん、シンさん、もし帝統がお金を返さなかったら小生に相談してくださいね。臓器を売らせてでも返させますから。」
帝統「怖えよ！流石に未成年に金は集らねえよ！！多分…」
『スウィーツ10種で許す。』
シン「では私は30種で。」
帝統「金がねぇよ……」
乱数「2人とも本当に面白いね！それじゃそろそろ始めよっか！」
『よろしくお願いします！』

イメチェンスタートだぜな！！

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