検索窓
今日:17 hit、昨日:167 hit、合計:35,283 hit

レッツ、事情聴取 ページ10

道中特にこれと言ったトラブルもなく、無事に左馬刻さんの事務所に到着した。というか黒服の人たちもイケメンやな、イケメンしかおらんのかこの世界。そしてアニメで見たことのある部屋の中に入りソファーに座った。
左馬刻「お前、なんて言う名前だ?」
『夜霧Aです。』
銃兎「取り敢えず、ゆっくりでいいので、あの時一人でいた理由を話してくれませんか?」
理鶯「言いたく無いことがあれば、無理に言う必要はない。落ち着いてから話してほしい。」
ああ、声がいい。じゃなくって、どうしようか。転生して送られたのがヨコハマでしたなんて言えないし、前世で特徴的な出来事もなかったし…転生するまでの出来事を話すか。全部話すと時間かかりそうだから大筋だけまとめて…
『気がついたら知らない場所にいて、たくさんの女の人に囲まれて、部屋で色々して、意識が戻った時には路地裏で倒れていました。』
またあのおねーさん達に会いたいなぁきっと次の転生の時まで会えないと思うけど。俺的には完璧な説明だったと思うのだが。俺の説明を聞いたMTCは、何故か険しい顔をしていた。おかしいな、伝わらなかったのかな?
銃兎「……わかりました。それで、ご両親はどこにいますか?」
『……生きているけど、もう会えないです。』
左馬刻「…どういうことだ?」
『あの日に、俺は死んだ事になって、離ればなれになって……だから、もう会えないんです。』
そう言うと、隣に座っていた理鶯さんが頭を優しく撫でてくれた。なんか空気が重いのは気のせいだろうか。
左馬刻「そう言えば、なんであの時追いかけられていたんだ?」
『近くにヒプノシスマイクが置いてあって、俺の実力がどんなもんなのか試したくなって一発ぶちかましたら倒しちゃって、それを見たチンピラ達が俺とも戦えって追いかけてきたんです。』
理鶯「ヒプノシスマイクを所持しているのか?」
『はい、これが俺のマイクです。』
上着からマイクを取り出そうとしたら、マイクを机の下に落としてしまった。
『あ、すいません、ちょっと失礼します。』
机の下に潜り込んで、マイクを机に乗せた。その時、理鶯さんがマイクではなく俺をじっと見ている事に気がついた。
『どうかしましたか?』
理鶯「……気分を悪くしてしまったならすまない、その傷は一体…」
『傷?…ああ、これのことですか?』
俺は上の服全部脱いだ。其処には火傷の様な、引き摺られた様な傷が上半身を彩っていた。

いい人すぎて泣きそうなのだが→←声がいい、顔がいい、やばい



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (48 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
124人がお気に入り
設定タグ:男主 , ヒプマイ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

夜桜 雷江(プロフ) - Makua*ぼっちさん» はいっす!!頑張ります!!応援ありがとうございます!! (2021年9月27日 15時) (レス) id: 0223c8e5d1 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 雷江(プロフ) - Makua*ぼっちさん» 笑っていだだいて嬉しいです!彼の基準は人間にとって極端なのでw更新頑張ります! (2021年9月19日 14時) (レス) id: 0223c8e5d1 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 雷江(プロフ) - 九十九天斗さん» 嬉しいです!ありがとうございます! (2021年8月22日 18時) (レス) id: 9673f83792 (このIDを非表示/違反報告)
九十九天斗(プロフ) - 最近この作品を知って,思わず一気読みしてしまいました!凄く面白くて続きが楽しみです!応援してます! (2021年8月19日 22時) (レス) id: a6414a60a8 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 雷江(プロフ) - Makua*ぼっちさん» ありがとうございます!頑張ります! (2021年8月10日 11時) (レス) id: 9673f83792 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夜桜 雷江 | 作成日時:2021年6月30日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。