にわかだけど、ヒプマイの世界に転生しました【男主】

このメンバーでやることといったらこれっしょ！ ページ44

どうも〜俺で〜す。現在俺は滝行の真っ最中です！いやね、大人しく迎えにくるのも何ですし？ついでに強くなろうってことで、一緒に修行することになりました。予想の数倍水圧がすごくてビビったけど慣れればマッサージみたいでええ感じ。隣の十四くんはぎゅっと目を瞑って耐えてる、小動物みたいで可愛い、好き。最初メイクが崩れるって言ってたけど空却くんが一喝すると大人しく従った。空却くんは静かに滝に打たれている。めっちゃカッコいい、好き。獄さんは見守りのため打たれてない。保護者みが強い、好き。

滝行が終わって少しの休憩の後、ラップの修行に入る。獄さんも参加して、俺と十四くんが空却くんと獄さんと戦うことになった。
十四「Aさん！今日はよろしくお願いします！」
『よろしく十四くん。一緒に頑張ろうね！』
空却「それじゃ、最初は拙僧らから行くぞ！」
獄「手加減なしで行くからな！」
『もちろん！よろしくお願いします！！』
俺らは一斉にマイクを起動させた。2人のリリックが刺さる、俺らは数メートル吹っ飛ばされた。手加減なしだからなぁ……一撃で沈めても、いいよな？

あ゛〜………頭がぐらぐらする……本気のリリックをぶち当てたら2人が本気になっちゃって、空却くんのお父さんが止めに入るまでお互いをボコボコにするガチのラップバトルになりました。2人のリリックくそ痛え、鬼強い。十四くんもあの戦場で必死に食らい付いて強いリリックぶつけていたからすごい。取り敢えず今日の修行はここまでになった。休憩代わりに空却くんと2人で座禅をした。思った以上に集中できた。これいいわ、たまにやることにしよう。
今日は色々あったな〜充実した一日だったわ。畳に横になってゴロゴロしているとテレパシーが来た。
【Aさん、少しお時間いいですか？】
おう、どした？
【左馬刻さん達がAさんがナゴヤにいると突き止めました。明日そちらに向かいます、私たちも一緒です。】
マジか、お疲れ様〜俺が空却くんのお寺にいることは知ってる？
【知りませんが、時間はかからないでしょう。MTCの皆さんすごく心配していましたので、熱烈なハグは覚悟しておいてください。】
りょ、連絡ありがとね〜

久しぶりに会うってなると緊張するな…みんな元気だろうか？

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