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性格とか癖って過去が結構影響してくる ページ9

いい状況になったかは分からないが、Aはふと考えていた。

(かつら、ってどっかで聞いたことあるよーな…ないよーな)

高杉は斬られ倒れた。
(うっわ…不自然すぎ。もっと血出せよな)

「晋助様!!しっかり!晋助様ァァ!!」

(うるせー…)


「…ほう、これは意外な人とお会いする。こんな所で死者と対面できるとは…」


「えっこの人死んでたの!?」
新八「アンタほんと何しに来たんですか!?それより、桂さん…」

「この世に未練があったものでな、黄泉帰って来たのさ」


(死人が生き返った……!!)

「かつての仲間に斬られたとあっては死んでも死にきれぬというもの。なァ高杉、お前もそうだろう」


(!!たか、すぎ…かつら……殺さなきゃいけない奴等だ)

彼女の頭にそう浮かんだ時、彼女が見たのは新八と神楽だった。


(…だめ……わたしは、もう…人を殺さなくたって生きていけるんだから)


人殺しの自分と、殺さなくても感情を捨てなくても生きれる事を知った自分

どちらかが正しいか、彼女は判断がつかなくなった。


「A……?」

神楽がボソッと口に出すと、Aは申し訳なさそうに笑って彼女に言った。


「大丈夫、神楽と新八は私が護るから」


すると、大きな大砲が撃たれた。


「工場がァァ!!」「紅桜がァァ!!」



「かつらァァ!!」

「貴様ァァァ!」「生きて帰れると思うてかァァ!!」
すると桂は神楽の拘束を刀で斬り、鬼兵隊に刃先を向けた




「朝日を見ずして眠るがいい」


が、神楽に体をガシッと腕に囲まれそのまま床にドンッといく。

「眠んのはてめェだァァ!!」「ふごを!!」

「てめ〜人に散々心配かけといてエリザベスの中に入ってただァ?ふざけんのも大概にしろォォ!!」


桂は(主に顔面を)味方にやられ、敵の一人を倒す。


「……元気だね」


Aは言葉が長いという理由で耳を閉じた。


「新八、神楽」

「Aさんもなんか言ってやって下さい」
「そーアル!!心配したってのにコイツは…」


「いや、この男は合ってると思うよ」

「「え?」」

「裏切られるってのが当たり前。味方という形にいたとしても、本心はそうじゃないかもしれない。それにエリザベスってのになったのは、新八や神楽達が心配だったから身近なものに化けたんじゃない?」

「「……あ」」
「そうかもしれません……」

新八と神楽は納得したように頷いた。


(今は原作で言う武市が桂派の船に近づいたとこ)

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作者名:鬼魂子 | 作成日時:2023年9月16日 18時

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