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一回寝ると寝る前何してたか分からない ページ8

「んごををををををを!!」


「新八、変わろーか?神楽持つの」

「え、ありがとうございますって何で僕も??」


「え、怖いかなって思ってるし新八死んだら悲しむ人がいるでしょ」


「あ、ありがとうございます……」


「オイィィ!!あんたらなにいい雰囲気出してるんスか!!つか何者っスか!!」


「「「……」」」


「いや答えろっつーの!!」


今は船が酷く傾いているので、海に落ちないよう皆で上に登ってるとこです



「また子さん、走る事に集中した方が良さそうですよ」

背後に部下が転げ落ちるのを見て武市は指さす。が、ビンが転げ落ち武市にあたり彼もまた同じ運命を辿った。


「Aさん大丈夫なんですか!!」


「余裕だね。もう少し角度あげてもらった方が私は楽しいけど」



「いやそれ殆どの人間落ちますって」


「新八、A…私こんな所までヅラ探しに来たけど、やっぱり見つからなかったネ。ヅラはどうなったアルか?銀ちゃんは…何で銀ちゃんいないの」


「え、なんかあった??…アレ、なんで私ここにいるんだっけ」


「Aさん!?そういえば、あなた何しに来てたんですか!?」


「え…覚えてない」


「……大丈夫ですか」

すると、新八と神楽二人を抱えているAの目の前に大砲が。


「あ、命中率が微妙なやつだ」


「一言でこんな恐ろしいこと終わらせないでください!!」



[大丈夫か?]

「あれ……誰お前。ご飯くれるの?私お腹すいたんだけど」


「いやAさん今違う……ってエリザベス!?来てくれたんだね!!」



[いろいろ用があってな]





────その背後には高杉晋助が。




「ありゃ」


Aは真顔で呟いた。

エリザベスの上半身が高杉によって斬られる。



「エリザベスゥゥゥ!!」

新八はエリザベスを叫び、エリザベスを斬った高杉は下半身がまだたっているのを見て口を開いた



「オイオイ いつの間に仮装パーティー会場になったんだここは。ガキが来ていい所じゃねーよここは」


Aは彼の顔を見てハッと気づいた。



(コイツ…『ここは』って連呼してる!!二回も言う必要なくない?あと大の大人が包帯してるのは痛い)




「ガキじゃない」
すると、低い男の声が。


男はエリザベスの下半身姿のまま、己を斬った高杉を切りつけた。


「桂だ」

髪は短くなったが穏健派である攘夷浪士、桂小太郎の姿がそこにあった。

性格とか癖って過去が結構影響してくる→←難しい言葉を話す奴等に良い奴はいない



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作者名:鬼魂子 | 作成日時:2023年9月16日 18時

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