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鉄穴森さんが帰った後私は仏壇の前に置いてある師範の写真を見て手を合わせて目を閉じた。
アカネ「師範__私はこの通り最終選別で無事に生き残れる事ができ鬼殺隊士になり、
刀鍛冶の鉄穴森さんに打ってくれた日輪刀もたった今貰いました。
これも師範が今まで私に稽古をつけてくれたおかげです。本当に感謝しきれないくらいです」
目をゆっくり開けて近くに置いてある日輪刀を手に持って呟いた。
アカネ「氷のような日輪刀・・・・・・・・師範にも見せてあげたかったなぁ・・・・・・」
私は日輪刀を見て、最終選別の前に師範から鬼について話を聞いたことを思い出した。
〜冬島家の屋敷〜
冬島『最終選別に受ける前、君には重要な話をしなければならない事があるからよく聞きなさい。
これは鬼殺隊として大事な事なんだ』
アカネ『大事な事・・・・・・?』
冬島『・・・・・・なぜ、鬼が生み出してきたり回りの人々が鬼にされたのか知ってるか?』
アカネ『・・・・・・分かりません』
冬島『鬼の元祖がこの世にいるからだ』
アカネ『鬼の元祖?』
冬島『そいつの名前は---鬼舞辻無惨という奴だ』
アカネ『鬼舞辻無惨・・・・・・』
つまり、そいつが黒幕って事なの・・・・・・?そいつがその外道な鬼を作り出して私の大切な両親を殺させた張本人って事なの・・・・・・?だとしたら許せない・・・・・・!絶対に・・・・・・!!
冬島『---そいつが鬼を何体か増やして何処かに潜んでいるらしい。
鬼殺隊の柱やその隊員達は鬼舞辻無惨を探し回ってるが・・・・・・
未だに接触した者は誰もいなかったらしい。寧ろ生き残ってる者もいない』
アカネ『そ、そんなに強いんですか・・・・・・!?』
冬島『私はそこまで詳しくは知らないが、鬼殺隊の当主である産屋敷様の話だと今は
十二鬼月という凶暴で厄介な部下達を作り出して人々を喰い殺そうをしてるそうだ。
十二鬼月は鬼舞辻無惨に近い厄介な鬼でそんじょそこらの鬼とは比べものにならん程の
手に負えん強力な鬼だ。特に上弦の鬼は鬼殺隊の柱のような力を持ってるくらい強いと
言われている』
アカネ『な・・・・・・ッ』
それって鬼殺隊の柱達でも手に追えないくらい強力な相手だって事なの!?鬼舞辻無惨はもっと______
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作者名:ミミ、みあ@、黒魔霊歌 x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2020年8月7日 0時