第16話 ページ16
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茉菜「2月にディズニー行くの♪」
珍しく、茉菜のテンションが高かったのは、夏休み1週間前
SNSで知り合った人と、LINEを交換して最近いい感じらしい。
A「ディズニーか。」
私は一緒に行ける人すらいない。
晏朱「Aも素直になれば、彼氏なんてすぐできるのにね?」
A「おい。」
晏朱「…美穂は諦めたっぽいけど?」
A「そうなの?」
晏朱「うん。ずっと、諦める〜って言ってた。」
A「そっか。じゃあ話しかけていいわけ?」
晏朱「そういうこと。」
A「なるほど。了解。」
久しぶりに話してみるか。
と思ってたらさ
健水「だるい。。」
体調崩しやがってこいつ。
ふざけんじゃねぇ。
A「ほら、荷物持ってあげるから。行くよ。」
ふらふらの状態で保健室に行こうとするから、全力で止めて私もついて行った。
健水「え…Aさん?」
A「何か?」
健水「うわぁ俺こういう時に体調崩すとか最悪や。」
「せっかく話してくれたのに。」
きっと彼はだるすぎて頭がおかしくなってしまったのだろう。
彼のバッグでケツを叩き上げ、私たちは保健室へと向かった。
A「ゆっくり休みなよ?」
健水「おう…」
マジでしんどそう。
「ありがとねー?山田さん」
A「あ、はい!じゃあ、失礼します。」
タイミング悪。
まぁ、元気になったら話しかけよっと。
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作者名:舞茸 | 作成日時:2017年11月11日 23時