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虹上「ぼ、僕は納得出来ません。元々今回は僕の番じゃ無かったですし、お姉ちゃんにも相談出来なかったのに僕一人でどうしろって……だ、だから『あの方』の力を利用して下さいよ、頼みますから！」
三王寺「……貴方も今回の裁判を見て分かったでしょう？結果はどうせ決まっている。貴方はただ、行動する意思さえ見せれば良い。真行路日さんと違ってそれすら見せないから、お姉さんが動こうとするのです」
虹上「う、うぅう…だ、だって」
三王寺「だって？だって何ですか？虹上さん。貴方、さっきからそればかりじゃないですか。私が何か言えば納得出来ないと言い訳をする。違いますか？ん？」
虹上「ひいっ！あ、あの……その」
三王寺「…まぁ良いです」
虹上「え？」
すると、三王寺帝は手を離した
三王寺「貴方には色々と失望させられますが、事態が必ずしも悪い事ばかりとは言えない様ですし。寧ろ、この場でお姉さんの正体がバレたのは好都合と言えるかも知れませんね」
虹上「？それはどういう」
三王寺「貴方が気にする必要はありません。一先ず、貴方にはもう一度だけチャンスをあげましょう。この広い雅量を持った私が慈悲を与えて差し上げます」
虹上「じ、慈悲？」
三王寺「そうです。そのチャンスの内容ですが、次の島で貴方が責任を持って殺人事件を起こして下さい」
虹上「……えっ！？で、でも」
三王寺「大丈夫です。恐れる事は何もありません。万事はあの方の加護の下で流れていきます。貴方は意思だけ見せて下さい」
虹上「い、いや。そうじゃなくて、次の番は僕じゃなくて讀賣さんですから…その」
三王寺「讀賣君ですか？く、ククッ！貴方、まだ讀賣君の事を我々の仲間だと思っているんですか？一体、どれだけ馬鹿なのでしょう」
虹上「え？そ、それは一体どういう…」
三王寺「それはお教えしましょう。あのけしからん奴は随分と前から私達を裏切っていました。こちらの島に着いてから、何か変な物を感じませんでしたか？」
虹上「へ、変な物ですか？」
三王寺「そうです。アイツは仕事を全て台無しにしようとしています。私はとっくに気付いていましたし、どうやって罰を与えようか思い巡らせていました」
虹上「仕事をだ、台無しに？そ、それにはお姉ちゃんも気付いて……？」
三王寺「いえ。恐らくですが、お姉さんは気付いていないでしょう。お姉さんは私よりも圧倒的に優秀な方ですが、仲間の様な余計な感情が入る事にはとことん疎いですから」
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ホルン(プロフ) - コメントありがとうございます！そう言って貰えて嬉しいです！過去についてはこれから少しずつ明かしていく予定なので、早めに更新出来るように頑張りますね (2021年7月4日 8時) (
レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
桜舞 - 更新お疲れ様です！いつも見てました！今回の更新で夢主の事が少し分かって、ドキドキしています！夢主の過去がどんな物なのか、明らかになるのを楽しみにしています！ (2021年7月3日 20時) (レス) id: 1d1a01f580 (このIDを非表示/違反報告)
リリー - 本当にありがとうございます！！かなにじの恋愛待ってます...！！ (2021年6月23日 10時) (レス) id: 3aa7525b41 (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - そうですね。また、話が思い付けば、番外編で入れたいと思います (2021年6月18日 6時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
リリー - そうなんですか！じゃあ、またかなにじ入れてくれると嬉しいです...！ (2021年6月13日 7時) (レス) id: e57997fd00 (このIDを非表示/違反報告)
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