王様ゲーム ページ31
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「いや…うん。マジでやるとは思わなかった…」
SH「ほらほら!早く引いて!!」
五本の割り箸が入ったペン立てを向けるスヒョン。
若干疲れた顔で割り箸を掴む。
かれこれ20分、王様ゲームを続けているのだ。
KB「せーの」
バッ
「あ、やった王様」
AJ「ぎゃあああ」
SH「じ、地獄じゃ!!地獄じゃ!!」
「……ふ」
口角を不気味に上げてみると、二人は縮み上がった。
実はAが王様だった時、"1番と4番、互いの頬に愛してるよって言ってポッポ"と真顔で言ったのだ。
その時1番と4番を持っていたのは、不幸にも、アジュとスヒョン。
「2番、3番に飯奢ってもらう」
KB「ゲッ」
SA「よっしゃ」
「お、シュアナだったの?」
SA「うん、ありがとヒョン」
「どーもどーも」
2人がハイタッチすると、ケビンは心底悲しそうに「次…」と言った。
SH「せーの!!」
SA「やった王様」
AJ「なんで塩組ばっかり!!?俺王様やってない!!!」
SA「運だよヒョン。
えっとね、4番、カメラに向かって変顔」
SH「ひっど!!
もうシュアナなんて嫌いだぁぁぁぁ!!」
SA「ふーん」
SH「ふーん!!?どうでもいいの!!?」
SA「うん。早くやって」
スヒョンは嘘泣きしながらカメラの前に座る。
KB「スリー、ツー、ワン」
スヒョンは心を決めたのか、1番自信があると言っていた顔を作った。
「「ブハハハッハハハハハハッッッハッ」」
SH「やれって言ったのシュアナでしょ!!?」
「フハハwあーチンッチャwwww」
SA「本当にやるなんて思ってなかったwwww」
KB「ぶっさいくだったぞ！ww」
AJ「さすがw」
SH「もう僕心折れそう…」
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