元BTS練習生→現在SM所属【防弾少年団】2 (ページ21)

今日:12 hit、昨日:0 hit、合計:67,434 hit

BTS ティーザー公開日ページ21

･

そして数日後。

やっとJACKも曲を仕上げることに成功し、クマを作った作詞作曲組とAとシュアンで、アジュのパソコンをリビングで覗きこんだ。

あと数十秒。

スマホにTwitterやYouTubeの通知が来ると同時にパソコンにも上がってきた。

「「……」」

無言で画面を見つめる。

AJ 「なんか…前の피땀눈물とは…だいぶ違う」

「歌詞が、切ないな」

SH 「그곳에 좀 더 머물러줘(そこに、もう少し居てくれないか)

머룰러줘(居てくれないか)

だって。ひゃー」

KB 「봄날(春の日)、か…」

SA 「ほんと、ギリギリ雰囲気被るよね、俺ら」

「確かに。햇살(日射し)とは季節も被るし、歌詞も少し似てる」

SH 「どうしよ…」

「しかたねーだろ諦めろ」

AJ 「似てるから比べやすいし、俺らの方が下手くそ感出るかも…」

SA 「はあ、また始まった」

「寝ようシュアニ」

SA 「うん」

SH 「あー、ふたりともぉー」

そして、NOT TODAY のティーザーの存在も知り、見た結果。

益々アジュとスヒョンは焦りだした。

ダンス練習になっても焦りは時折うかがえた。

SH 「結構激しい曲になったけど、これきつい…

…なんとかしないと…っ」

AJ 「えっと…ここをこうして…

ううーっ

ああっもう！なんで変なステップになるんだ！？」

KB 「おい、お前ら！ちょっと落ち着けよ。ピリピリし過ぎだ바보(馬鹿)」

ついにケビンが口を出した。

二人は気まずそうに唇を噛む。

MJ 「そうだぞ二人とも。焦って良いことなんて一つもない。しっかりしろ」

ミョンジェが腰に手を置きながら言うと、二人は「すいません」と謝った。

「焦る気持ちはよくわかる。でも、お前らさ、なんか勘違いしてない？

俺たちが何のためにステージ立って、歌って、踊ってるのか、ちゃんとわかってる？

外ばっかり見てないで、内側も大切にしろよ。
本当に、アイドルって自覚あるの？」

SH 「…미안(ごめん)」

「謝られても困るんだけど」

AJ 「気を付ける…」

「なにを気を付けるつもり？
焦らないこと？何のために踊ってるのか歌うのか自覚すること？

お前ら曖昧すぎる。
話になんねえよ」

KB 「야…(おい)やめろよ、こんな時に」

MJ 「その話は宿舎でやってくれ。今は振り付けだけでも叩き込んで欲しい」

「「はい…」」

空気は最悪だった。