元BTS練習生→現在SM所属【防弾少年団】2 (ページ15)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:67,425 hit

感動と最後ページ15

・

それを聞いた瞬間、胸が熱くなった。

「……っ」

会場中のペンが自分たちの帰りを待ちながら、ひたすら前を向いて歌っている。

SH「グスッ……はは…ズッ…こん、なの…っ…ずるいよぉ…ズッ

嬉しすぎて…ズズッ…ははは…歌えないぃ…」

感動し過ぎて泣き出したスヒョン。

NM「スヒョナ、せっかくメイク直したのに…w」

そういうナムジュンも目に涙が溜まって来ている。

JK「なんか…グスッ

いい、ですね…」

JM「…うん」

そうしている間にも、ペン達はずっと歌っている。

それは儚く、けなげで、真っ直ぐで、美しかった。

防弾少年団の白いペンライトと、JACKの水色もペンライトが暗い会場中を照らしていた。

「まだ終わってない、ペンが待ってる」

YG「こんな所で泣いててもペンには伝わらねぇだろ。しっかりしろ」

ユンギとAがそう言うと、全員頷いた。

NM「円陣、組もう」

ナムジュンの言葉に右手を重ね、左手を隣の人の背中へ回す。

KB「俺たちは、これが終わったら前進少年団じゃなくなるけど、きっとこのステージはこれからの俺たちを大きくさせるために必要なことなんだと思うんだ」

NM「だから、絶対に後悔しないようにしよう。これが最後だから」

そう言うと、同じタイミングで全員が頷き返した。

NM・KB「せーっの」

「「チョンジン、チョンジン、チョンチョンジン!!!」」

それと同時に円陣を切った。