前進少年団 ページ14
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「はい、ただいま」
SH「おかえりー!!」
TH「おかえりー!!」
二人で大きなハートを作って迎える。
その行動に両ペンはお祭り騒ぎだ。
「……」
HK「A顔死んでる…!!」
「……ハッ」
JN「愛嬌なら俺の方ができるにきまってるだろー!
みんなサランヘヨ!!」
そういって投げキッスをするジン。
HK「ホビホビキヨウォ☆」
AJ「??
あ!
アジュアジュキヨウォ☆」
NM「いやいや、真似しなくていいから!!」
JM「なんでAヒョン帰ってきた瞬間荒れ出したのwww」
そういってゲラゲラ糸目にして笑い出すジミン。
TH「ほらほらAヒョン!!愛嬌!!」
「なんで」
SH「僕たちがせっかく"おかえり愛嬌"やってるんだから、Aは"ただいま愛嬌"やらなきゃ!!」
そういうと、会場から黄色い声援がワッと湧いた。
「えー意味わからん」
KB「久しぶりにやったら??」
「久しぶりじゃない。一昨日やった」
SH「まぁまぁほら!!
3
2
1」
Aは仕方ない、と思い直し、頬袋を膨らませてハートを作った。
『きゃぁぁああぁぁ!!』
SA「ブフッ最高www」
NM「確かにww」
「はぁ、収集つかないから次行こう次」
YG「だな」
その言葉に全員クスクス笑っているものの、ちゃんと立ち位置に立った。
一旦会場が暗くなり、スポットライトの光とともにDengerが流れ出した。
まさかのコラボにペン達は大騒ぎだ。
それから予定されていた曲を全て踊り終え、肩を息をしながら最後の決めポーズをとる。
その瞬間会場は暗くなり、何も見えなくなった。
デベソステージに居た全員は、下から上がってくる為の登場口に急いで入る。
下の通路を通り、1度楽屋へ走って戻った。もちろんメイクやスタイリストなどの必要最低限のスタッフも全速力だ。
楽屋へ着いた瞬間大忙し。
衣装を着替え、メイクを直し、ヘアースタイルも直す。
マイクの確認と汗を拭き、微調整をするため、手を動かしながらプロデューサーやカメラマンの話を聞く。
支度を終え、メインステージの裏へと戻ると、全員は目を見開いた。
アンコールの準備中に、ペン達が歌っていたのだ。
この一度切りのステージの為に。
『Forever〜We are young〜あの空へあの空へまた〜
Forever〜We are young〜舞い散る花びらの中彷徨う今も〜
Let' s return〜again〜あの時へあの場所へまた〜
Let' s return〜again〜傷付き辛くても目指す夢叶うまで〜』
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