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『あ、うん、ごめん。』


私は作り笑いで謝罪して孤爪くんから目を逸らした


孤爪「…ねぇ、」


「研磨先輩、どこで食べますか?」


孤爪くんはマネージャーの子と一緒に食堂に来たんだろう

2人で揃って南蛮定食ですか。


『…』

孤爪「リエーフ食べたならどいて」

私の隣に座っていたリエーフ君に冷たく言う孤爪くん

リエーフ君は特に変わらず、えー、と文句を言いながらも席を空けた

孤爪くんが私の隣を座ろうとした時

ガタッ

私は食べ終えた定食のお盆をもち席を離れた


『えっと、マネージャーの梨花ちゃん?だっけ?席、空いたからどうぞ』

小さく笑って言うと
その子は嬉しそうに私が座っていた席に座った


孤爪「….っ、ちょっとA」

孤爪くんが私を呼ぶが私は無視して
その場を離れた


私ってこんなに心狭かったっけ?

孤爪くんは何にも悪くないのに
なんで冷たい態度とっちゃうんだろう。

全部私の、ただの醜い妬みなのに…



後悔しながら私は学校内を適当に歩いた


帰ろうかなとも思ったけど、流石にそんなことしたら
孤爪くんに嫌われそうな気がして

14時まで座っていようと、近くにあったベンチに腰掛けた




リエーフ「あ、Aさーん!」

リエーフくんが走ってやってきた
尻尾が見える気がするくらい嬉しそうに手を振っていた


『リエーフ君身長何センチ?』

リエーフ「190はありますね!」

『高いね〜、バレー楽し?』

リエーフ「はい!でもまだ下手くそなんでみんなに怒られてばっかですけど..」

『でも、さっきの試合すごく活躍してたじゃない、立派だよ』

褒めるとリエーフ君は嬉しそうに笑っていた

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設定タグ:ハイキュー , 孤爪研磨 , 音駒高校   
作品ジャンル:恋愛
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- か、かわいい!研磨が不機嫌になってるの想像できて面白いです。更新頑張ってください! (3月15日 22時) (レス) @page18 id: c4f896039b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すみれ | 作成日時:2024年3月15日 0時

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