この曲をずっとずっと……【銀魂でボカロパロっ！】

右肩の蝶×山崎退【あずき様リク】 ページ47

俺はある女性と付き合っている。

このことは誰にも言っていない。

否、

言えないーーー

A｢さがるー大好きー！｣

彼女はA。

攘夷志士。

桂小太郎たちと共にいる、有名な攘夷志士。

彼女にあったのは俺が桂小太郎について偵察していたとき。

パァンッ

山崎｢くそ……。刀を持ってないときに……｣

ヘマをした。体から血がドクドクと出る。もう、だめだ……

A｢大丈夫ですか……？｣

その時に助けてくれた。敵ということを知っていて助けてくれた。

そして、俺たちは恋に落ちた。

A｢いつものしよっか？｣

彼女と会うのはホテルが多い。

誰にも会わないようにするため。

そして、すこし過激なことをするため。

山崎｢……そうだね｣

いつも、この行為をするときは罪悪感がある。

俺を拾ってくれた真選組のことを裏切ってる気分になる。

本当はここでAを殺さなければならない。でも、俺にそんなこと出来るわけない。

A｢あ、そろそろ帰んなきゃ！あたし先にでるね！｣

ひと通りの行為を終えてバラバラにホテルを出る。

山崎｢…………｣

ホテルから真選組への帰り道はいつも心臓が高鳴る。

土方｢なあ、山崎。｣

山崎｢はい……。｣

副長のシリアスな声。仕事の声だ。

土方｢あの、事件はどうなってるんだ？｣

山崎｢もう少しで身元がわかります。｣

土方｢そうか……｣

はあ。

Aとであってから副長と話すのが怖い。

土方｢それと、お前。

攘夷志士の三日月Aと密会してるようだな。｣

自分の瞳孔が開くのがわかった。

鳥肌がたつ。

涙が出る。

土方｢このことは誰にも言ってない。それはまあ、お前が始末したらの話だがな……｣

山崎｢当然ですよ｣

俺は今、笑えてるよね？

俺は今、涙こぼしてないよね？

俺は今、剣を副長に向けてないよね？

土方｢山崎。剣をしまえ。

私戦は局中法度で切腹だ。｣

ああ、全部逆。できてないじゃん。

続きます！

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