殴 ページ13
その後、魔獣がいきなり人型になった
『は？』
何故、こんなにもおかしな形なのか。
誰かの個性だろうか
おかしい、おかしい、こんなはずじゃなかった
気がつくと私はその人形の化け物に捕まれ動けなくなっていた
「ぐぁがぁあ！！！！」
雄叫びを上げ私をじっと睨む化け物に
恐怖を覚えた
恐怖など、いつぶりだ？
なぜ今更感じるのか。
それは、死んでしまうと身体が反応し危険だと叫んでいる
怖い＿＿＿それは、私が忘れてしまっていた感情
動けない。
それが怖い
叫べない。
それが怖い
1人だけ。
それが怖い
死んじゃうかもしれない。
それが怖い
『……！！！！』
その化け物は、私の両足を床に叩きつけた
『あああ"あ"あ"あ"ああぁぁぁ！！！！！！！』
すごく、痛かった。とても、辛かった
私の叫び声を反応したのか、全員がこちらを向く。
私を両手で持ち、また地面に叩きつけようとする化け物
怖い、怖い、怖い！
やだ、もういやだ！
そんな感情も虚しく、両手で勢いよく私を叩きつける
声にならない悲鳴と痛さで、意識が飛びそうだった
それでも意識は残ってしまう
嗚呼、これは一番嫌だ
何人かが化け物に攻撃をしているがきいていないようで
その化け物は、私で遊んでいるのか
私の身体を
近くの川に溺れさせた
息ができなくて、苦しくて
改めて、死を自覚した
それでも、1番に助けに来たのは
「お姉ちゃん！！！！！！！！！！！！」
妹かも分からない、偽物かもしれないけれど。私の、大切な妹だった
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ぐだ子 - 煌蘭さん» 本当にありがとうございます！2日に1度は更新できるよう、頑張りますね！他の方々に比べれば、とても駄作ですがこれからもよろしくお願いします！ (2019年1月4日 20時) (
レス) id: 9d73ceb014 (このIDを非表示/違反報告)
煌蘭 - 過去の内容も濃いし、ギャグの所もとても面白かったです！これからも更新頑張ってください (2019年1月4日 9時) (レス) id: 35685dd061 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐだ子 | 作成日時：2019年1月3日 20時
