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夜､ハーマイオニーとAはラベンダーとパーバティの寝息を聞いた後こっそりと抜け出して談話室の椅子に座った
「2人を止めるって､どう止めるの？」
Aが腕をパジャマの上からなでおろしながらハーマイオニーに聞いていた
「勿論説得するわ､貴方も2人を止めて」
「うーん…」
Aは2人に強く言える自信がなかった
「静かにっ！」ハーマイオニーが口を噤んだ
塔の螺旋階段からハリーとロンが降りてくる。
出口の肖像画の穴に入ろうとした時､ハーマイオニーが声をあげた
「ハリー､まさか貴方がこんなことをするとは思わなかったわ」
ハーマイオニーはランプを持って2人に近づいて言った
「また君か！ベッドに戻れよ！」ロンがカンカンになって言った
「本当はあんたのお兄さんに言おうかと思ったのよ。パーシーに､監督生だから､絶対にやめさせるわ
だからAを呼んだの」
ハリーとロンはAが出てきたことに酷く驚いていた
「A､君も来たのかい？」ロンが目を丸くした
「私が連れてきたの､私だけじゃ貴方達は行くつもりでしょう？」
「分かってるなら来るなよ！しかも関係ないAまで引きずり出して､」
関係ない､とは言いきれないかもしれないがAがハーマイオニーに連れ出されたと思ったハリーとロンは更に怒った
「Aも何か言ってよ！」ハーマイオニーが強く言った
「んー…私も強く言える立場じゃないから…」
「Aもおいでよ､僕達マルフォイと決闘するんだ」
ハリーがAに手招きする
「Aを巻き込まないで！」ハーマイオニーが怒鳴り「それはこっちのセリフだ！」とロンも負けじと怒鳴った
Aはただ何も言えず黙っているだけだった
「行くぞ､Aもついて来たかったらおいで」とロンに声をかけるとハリーは「太った婦人の肖像画」を押し開け､その穴を乗り越えた
そんなことで諦めるハーマイオニーではない。
ロンに続いて肖像画の穴を乗り越え､2人に向かって怒ったアヒルのようにガーガー言い続けた
Aもハーマイオニーの後に続き肖像画の穴を乗り越えた
「グリフィンドールがどうなるか気にならないの？自分のことばっかり気にして､スリザリンが寮杯を取るなんて私は嫌よ。
私が変身呪文を知ってたおかげでマクゴナガル先生がくださった点数をあなた達がご破算にするんだわ」
「あっち行けよ」
「いいわ。ちゃんと忠告しましたからね､明日家に帰る汽車の中で私の言ったことを思い出すでしょうよ」
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レイン(プロフ) - 続き楽しみにしています！ズーウーやピケット出るのも読んでみたいです！ (2022年5月27日 21時) (
レス) @page47 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
かものはし - 凄く面白かったです！！続き楽しみにしています(^^)更新頑張って下さい！！！ (2022年5月7日 18時) (レス) @page21 id: 81b633d03b (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 自分の好み過ぎて何回も見返してしまいました!!主さんのペースで更新頑張って下さいこれからも応援しています!! (2021年12月15日 3時) (レス) id: d68a7d500c (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 続きが気になります。更新頑張ってください。 (2021年10月31日 22時) (レス) @page20 id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2021年9月26日 23時
