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「2人は何を話してるの?!」
この高さだと2人の話声は地面の皆には聞こえなかった
「分からないけど…あっ！！マルフォイが『思い出し玉』を投げた！」
ロンの声を聞いた周りの生徒は透明な『思い出し玉』を必死に探した
次の瞬間ハリーは一直線に急降下しみるみるスピードが上がって行った
生徒が悲鳴をあげAは手で目を隠した
地面スレスレのところで玉をつかんだ。
間一髪でハリーは箒を引き上げ水平に立て直し､草の上に転がるように軟着陸した
『思い出し玉』をしっかりと手のひらに握りしめたまま
「ハリー・ポッター…！」
マクゴナガル先生が走ってきた
隣のロンが「おい嘘だろ…」と頭を抱えた
「まさか──こんなことはホグワーツで1度も…」
マクゴナガル先生はショックで言葉も出なかった
メガネは激しく光っている
「…よくもまぁ、、そんな太それたことを…
首の骨を折ったかもしれないのに──」
「先生､ハリーが悪いんじゃないんです…」
「お黙りなさい。ミス・パチル─」
「でも､マルフォイが…」
「くどいですよ。ミスター・ウィーズリー。ポッターさあ一緒にいらっしゃい」
マクゴナガル先生は大股に城に向かって歩き出し後ろからハリーはついて行った
「ロン､ハリーどうなっちゃうんだろう…」
Aが不安げにロンに尋ねた
「そんな…まさか退学…？」
「ポッター､調子に乗るからだ､見たかあいつの足､生まれたての小鹿みたいにブルブル震えてたぞ」
マルフォイ､クラッブ､ゴイルは勝ち誇った顔をしていてロンの隣にいたAがマルフォイの前に出た
「A､僕の箒の操縦を見たか？」
「えぇ見たわ､そんなことより､少し黙ってくれないかな？」
真面目な顔で言うAにロンが「ぶはッ！」と吹き出した
それを見たマルフォイはしっかりとロンを睨んでいた
「ドラコごめんね､貴方もハリーも凄かったわ､でもハリーを悪くは言わないで」
マルフォイはAの瞳を吸い込まれるように見て､また顔を赤くし小さく「…ポッターめ」と呟いた
ハリーは夕食時まで帰ってこなかった
ロンとAはハリーが退学になったのかと本気で心配になった
「あれだけで退学なんて…そんな…」
Aは夕食が始まっても手をつけなかった
「A､食べないと､ハリーは絶対戻ってくるさ」
そう言うロンの顔も少し不安そうだった
「ロン､A」
ハリーが戻ってきた瞬間ロンとAはハリーに駆け寄った
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レイン(プロフ) - 続き楽しみにしています！ズーウーやピケット出るのも読んでみたいです！ (2022年5月27日 21時) (
レス) @page47 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
かものはし - 凄く面白かったです！！続き楽しみにしています(^^)更新頑張って下さい！！！ (2022年5月7日 18時) (レス) @page21 id: 81b633d03b (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 自分の好み過ぎて何回も見返してしまいました!!主さんのペースで更新頑張って下さいこれからも応援しています!! (2021年12月15日 3時) (レス) id: d68a7d500c (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 続きが気になります。更新頑張ってください。 (2021年10月31日 22時) (レス) @page20 id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2021年9月26日 23時
