第5章《真夜中の決闘》 ページ37
──飛行訓練は木曜日に始まります
グリフィンドールとスリザリンとの合同授業です
グリフィンドールの談話室の「おしらせ」の掲示に書かれていたのを見たロンとハリー
「そらきた。お望みどおりだ
マルフォイの目の前で箒に乗って､もの笑いの種になるのさ」
何よりも空を飛ぶ授業を楽しみにしていたハリーは失望した
「そうなるとは限らないよ。あいつクィディッチがうまいっていつも自慢してるけど､口先だけだよ
さっきもAにこれまでの経験が〜とか自慢してた」
ハリーは周りに人がいないか確認しロンに小声で話しかけた
「Aは僕よりマルフォイが好きなのかも」
しょぼくれた顔で言うハリーをロンが励ました
「そんなはずないだろう？あいつはすぐ人を傷つける！
ハリーの性格にはずっと及ばないよ」
「でもマルフォイのほうが成績は優秀だしAはマルフォイが好きなんだと思う」
「私がなあに？」
2人の肩がビクッとなりハリーは驚いて少し飛び跳ねた
「ど、どこから聞いてたの？」
「私の名前が聞こえただけだからあんまり分かんなかった､何の話をしてたの？」
「あー､飛行訓練の話だよ。Aは箒に乗ったことある？」
ハリーが上手く話を変えた
「勿論､飛行動物の赤ちゃんは1人じゃ飛べないから私が箒に乗って手伝ってあげるの､それよりも早く朝食を食べに行こ！」
パパっと談話室を出たAを見てハリーとロンはほっとした
「まさか聞かれてないよね？」
「聞いてたらこっちに来ないよ､それにしても彼女足音ならないの？心臓が凍ったかと思った」
2人も談話室を出て広間に向かっていた
「マルフォイに恋されるなんてAは運が悪いね」
「Aには僕に恋される方が運が悪いかも」
「そうへこむなよ､言ってるだろマルフォイより君の方がよっぽど立派さ。今日は何食べる？僕昨日クロワッサン5個も食べたんだ…」
広間に入ったとたんハリーは声を失った
「A！なんでハッフルパフに入らなかったんだ…
僕組み分けが終わったあと泣いてたんだぞ見なかったのか！」
「見てない」
ハッフルパフのローブを着た知らない男がAの頭に顎を乗せ肩に手を回していた
「早く戻りなよ､ハッフルパフはあっちでしょ」
「A今日だけは僕のところに来ない？一緒に朝ごはん食べようよ…
あれ？もしかしてロン？」
知らない男はハリーの隣のロンを見て手を振った
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レイン(プロフ) - 続き楽しみにしています！ズーウーやピケット出るのも読んでみたいです！ (2022年5月27日 21時) (
レス) @page47 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
かものはし - 凄く面白かったです！！続き楽しみにしています(^^)更新頑張って下さい！！！ (2022年5月7日 18時) (レス) @page21 id: 81b633d03b (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 自分の好み過ぎて何回も見返してしまいました!!主さんのペースで更新頑張って下さいこれからも応援しています!! (2021年12月15日 3時) (レス) id: d68a7d500c (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 続きが気になります。更新頑張ってください。 (2021年10月31日 22時) (レス) @page20 id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2021年9月26日 23時
